究極の船釣り!ハゼを嘱する

鍋田沖ハゼ釣り
toshijj.com

船つり歴40余年マダカ、真鯛の大物から、メバル、カサゴ、アジ、サバなど大衆魚さらにはキス、ハゼなどの小物まで。伊勢湾で釣れる魚はほぼ全部釣りました。「魚釣りはフナに始まりフナに終わる」とよく言われます。Toshi爺にとってはその格言は「船づりはハゼに始まりハゼに終わる」と言い換えることができます。Toshi爺の釣りを始めたきっかけもハゼでした。そして終わりはハゼなのか?オイカワなのか?いまだ、結論は出ていない。

冬の風物詩!ハゼ釣りのメッカ鍋田沖

ハゼ釣りの船が右往左往、釣れているのか?

今から、40数年前、Toshi爺がまだ30歳の後半だったころ、その時もうシニアに差し掛かっていた先輩がToshi爺に向かって『ハゼ釣りに行こう!それも船で!』。いきなり、言われて少し面食らいました。季節は10月の終わり、もうすぐ冬の兆しが近づいてくる頃です。Toshi爺の認識ではハゼ釣りは夏の釣りて゛7~8月、遅くとも9月にはハゼは岸から離れて、数も釣れないと思っていました。

10月後半のハゼの数釣りシーズン

ところが、初めてハゼ釣りの船に乗ってびっくりしました。入れ食いの状態がずっと続くのです。最初は休憩する暇もなく、必死で釣っていました。ところが先輩はお酒を飲みながら、のんびりと釣っているではありませんか。『そんなに、のんびりしていて大丈夫なの?入れ食いの時間が終わってしまうよ!』Toshi爺は気が気ではありませんでした。でも、それでよかったのです。ハゼは朝から、昼過ぎまで、程度の差はあれ、ずっと,釣れていました。『これが船釣りのハゼだよ!』先輩はそう言いました。ハゼの船釣りは「仕立て船」と「乗合船」の2種類あり、4~5名以上なら迷わず「仕立て船」1~2名程度なら「乗合船」。一番困るのは3名とのとき、この場合は状況次第です。どちらに乗っても釣果はあまり変わりません。「乗合船」なら毎日出航している、木曽崎境港の「玉や丸」をおすすめします。

右往左往はポイントを移るため

出典:ライター撮影

あっちこっちでハゼの乗合船(釣り船)が動くのは、ポイントを移るためです。ハゼは寒くなるとともに、次第に深場に落ちていきます。水温によって居心地がいい温度があるみたいです。その時期によってハゼのいるポイントも違ってきます。ハゼはある一定数の集団を形成して固まっています。そこである程度ハゼを釣ったら別のポイントに移らないと釣れません。ずっと入れ食いが続くということは船の船頭さん(船長と呼ぶより趣きがあります)がハゼのいるポイントにつれて行ってくれるからです。

風情があった昔のハゼつり乗合船

昔し昔の話ですが、Toshi爺が釣りを始めたころのハゼ乗合船は風情がありました。釣り人つまり乗合船のお客さんは、シニアの方が多く、数釣よりも釣り自体を楽しむために船に乗っている人が大半でした。昔でいう、『御隠居さん』で今流にいえば仕事はすでにリタイアし、シニアライフをエンジョイしている粋人たちでした。特に名古屋市南区の竜宮町から出航していた『たけ丸』という船は人気がありました。いわゆる『はしけ』みたいな船で船尾に操舵室があり、船のへさきから同の間まで、釣り座になっていました。釣り座は背中合わせに左右5人ずつが並びます。その間に『火鉢』おいてあり、そこで暖を取ります。 『火鉢』 の上で、するめをあぶっています。これにも風情が溢れます。

なぜ、ハゼは鍋田沖に集まるのか

出典:ライター撮影

鍋田沖は木曽三川の水が合流して海に流れこむポイントです。したがって、河川からの栄養物が砂や泥と混ざって堆積します。そこにはプランクトンやその他の微生物も多数存在し、魚の稚魚にとっては格好の住み処となります。ハゼだけでなく、他のいろんな魚種もみられます。釣りの対象としてはシーバス、コチなどが主な種類です。

船からのハゼの釣り方

ハゼ釣りの道具

ハゼつりの道具は全くシンプルで、竿とスピニングリール、天秤、オモリ、仕掛けの5点にエサのゴカイさえあればOKです。エサは乗船料金に含まれています。そこで当日用意するものは消耗品の天秤、オモリ、仕掛けの3点のみです。これも受付の店舗内で購入できます。その時のハゼの大きさに合わせた号数の針も、2本針仕立てか、3本針仕立てかもここで相談し、購入してください。

竿へのこだわり

出典:ライター撮影

ハゼの船釣りで、こだわるのは『竿』だけです。『竿』は最上の物を!ハゼの船釣りは極端なことを言えば、真冬のすごく寒い日にも行います。軽くて感度良い竿が必ず、欲しくなります。

なぜこだわるのか?

キス竿
出典:ライター撮影

おすすめしたい竿は写真のダイワ「極鋭KISU73M-175AGS」です。ダイワ最高の船キス竿です。ハゼ釣りとキス釣りは共通する部分が多くあり、同一の竿で春・夏はキス、秋・冬はハゼという使い分けです。この竿はメタルトップのハイブリット竿でチタン合金とカーボンやグラス素材の結合による最適な調子と軽量化を実現しています。12月後半くらいの落ちハゼを釣る時の感触、たまりません。他の竿ではつかむことのできない弱い、小さな当たりも感度が良いのでわかります。夏・秋の数釣の時はどんな竿でも差はあまりつきません。でも寒い冬場は違います。20~25cmのヒネハゼを釣るなら、この竿です。

その他の道具類

リールは通常、船用ですとスピニングリールではなく、ベイトリールが一般的ですが、ハゼの場合あまり深くない場所で釣りを行います。通常は真下に仕掛けを下ろします。水深は10m前後深くても15mくらいなので、巻き取るスピードの速いスピニングリールを使います。それと釣れないときや食い渋る時にはチョイ投げで4~5m前後仕掛けを投げて投入することもあります。そうした時に使い勝手が良いのでスピニングリールがよく使われます。スピニングリールの性能は竿ほど重要でなく、軽量であれば良いでしょう。糸はナイロンより、PEを巻いている人が多いです。一般的には2~3号くらいでしょう。

ハゼを嘱するとは

究極船釣り!ハゼを嘱すると題して自説を展開してきました。そしてToshi爺の「船釣りはハゼに始まり、ハゼに終わる」との格言らしきものまで、披露してしまいました。船釣りのハゼの良さが伝わったのかどうか?自信はありません。でも、『ハゼの船釣りって、なんか風情があるよね!』と誰かが言ってくれそうでうれしく思います。最後に『ハゼを嘱する』とはハゼをたよりにしている。とかハゼ望みをかけるという意味です。ブログの評価よろしく頼みます。ハゼさん!