前立腺がんの患者数は急増しており、1995年から2020年に罹患増加率は5.9倍増加し、2020年には男性罹患率第2位になると推計されています。
現時点では、前立腺がんの罹患患者数は男性で1位と言われています。高齢男性に多くみられ、加齢とともに罹患率が増加します。
血液検査による前立腺特異抗原の測定により早期発見が可能となっています。
しかし、その治療方法の決定はには『外科的手術はちっと待て』の言葉を思い出して下さい。
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前立腺がんとは
前立腺がんの特徴

- がんが前立腺内に限局する早期の段階では無症状
- 進行すると前立腺の周囲に浸潤したり、他臓器に転移
- リンパ腺や骨に転移しやすく、骨に転移すると痛みや骨折を起こす
検査と診断のポイント

◆ 前立腺針生検(経会陰的)
- 血液中のPSA測定値が4mg/mlを超えると前立腺がんの存在を疑う
- 4~10mg/mlはグレーゾーンとして20~30%で前立腺がんが発見
- 10mg/ml以上では前立腺がんの発見率は50%以上と高い
- 20mg/ml以上では周囲に浸潤、り転移、進行の可能性が高い
◆ PSA測定値の区分
PSAが高値で、がんが疑われるときには、生検組織検査の前に、MRI検査を実施。MRI検査を実施することにより、正確な組織採取ができ、前立腺がんの局在や浸潤度などが精査できます。
前立腺がんの悪性度は病理組織検査(前立腺生検組織)を実施し、がん組織の部分について、Gleason score(グリーソン・スコア)によって分類します。
Gleason score(グリーソン・スコア)の分類
- 2~6点は悪性度が低い前立腺がん(転移や進行しにくい、おとなしいがん細胞)
- 7点は悪性度が中程度のがん
- 8~10点は悪性度が高い前立腺がん(転移や進行しやすい、横着ながん)


前立腺がん治療の選択

治療方法の一般的選び方
- 低リスク群では監視療法、組織内照射療法の選択が可能
- 手術や放射線治療は低リスク・中間リスク・高リスク群のいずれでも選択可能
- 高リスク群に対して放射線治療を実施する場合には長期間の内分泌療法を併用が推奨
- 近くの臓器に及んだがんは、放射線治療、内分泌療法などを実施。手術を実施することもある
- 転移があるがんは内分泌療法や化学療法などを実施


私のおすすめする治療方法はこれです!
- 手術(外科的)は絶対に選択しない
- 放射線治療と内分泌療法(ホルモン療法)の併用を選択
- それ以外の治療は一切行わない
なぜなら、私がこの治療方法で『がんが寛解』したからです!
外科的手術を行わないメリット
- 身体への影響が少なく、回復も早い
- 痛みを伴わない
- 再発や転移の確率は手術と大差ない
「国立がん研究センターがん情報サービス」
https://ganjoho.jp/public/cancer/prostate/treatment.html
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