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PCオーディオ 入門!基礎知識
PCオーディオとは、パソコンやノートパソコンを、オーディオプレーヤーとして活用し音楽を聴くことです。内蔵のサウンドボードだけではノイズを除去するのも限度があるので、パソコン単体ではなく、他の機器と接続し、オーディオセットとして使用します。例えば、PC本体とUSB-DAC、アンプ、スピーカーなどで構成を組むと、ハイレゾ音源も聴け、費用も比較的安価で高性能セットコンポを超えるほどの音質も実現できます。
PCオーディオ入門 PCオーディオ 構成とはどんな組み合わせ
- PCにusb-dacを接続してハイレゾなどの高音質サウンドをヘッドフォンで聴く
- さらに、アンプ内蔵のアクティブスピーカーをつないで聴く
- PC+usb-dac+アンプ+パッシッブスピーカーをつないで聴く
- usb-dacはPCオーディオの高音質化対策として必須、ついで基本的なパッシッブスピカーで聴くなら、アンプも必要となります
- ハイレゾ対応の高音質サウンドを比較的安価で、高級コンボに匹敵する音質でスピカーを通して聴くことができるのがPCオーディオ最大のメリット

PCオーディオ入門 dac (usb-dac)とは?
dacとはDAC(Digital to Analog Converter)の略でパソコンから音を再生するときに、パソコン内にあるデジタルデータを、アナログデータに変換する装置のことです。パソコン内にもDACは内蔵されていますが、音楽用のものではなく、品質が高いとは言えません。「USB-DAC」は、PCとUSB接続するDAC装置です。PCからスピーカーに送る音を、より高精度でノイズが少ないアナログデータに変換してくれます。PCを使ってハイレゾ音源を再生したい場合には、必須となる機器です。
pcオーディオ入門 dac (usb-dac)はどうやって選ぶの?
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usb-dacを選ぶポイントは『音質』・『サイズ』・『価格』のわずか3つこれで十分、気に入ったusb-dacをすぐ、購入してPCオーディオを始めましょう!
- 『音質』は最も重要です、ハイレゾとはCDと同じレベル以上のもので、PCM方式の「16bit/44.1kHzおよび48kHz」になります。DSD方式は、bit数が固定のため、表記が省略され「Hz」のみでみで「2.8MHz」「5.6MHz」などと記載されています。
- 『サイズ』はデスクで仕事をしながら、BGM的に常時流して聴くのなら、コンパクトサイズで場所を取らないものが便利です。
- 『価格』は予算をかければ、かけるほど高音質で高性能なPCオーディオが組み上がりますが、平均レベルより、少し上を狙うなら約25万円です。もちろん、これより少額でも可能ですが、目安としてください。
- 参考までに、USB-DAC 5万円、アンプ6万円、スピーカー12万円、ヘッドフォン2万円でトータル25万円です。
- スピーカーが最も重要です、できれば半額以上をスピカーに投資してください。オーディオ好きのほとんどの人が、聞けばそう答えてくれます。
usb-dacおすすめ2選!これはToshi爺も愛用してます!
おすすめのUSB-DACは2品です。TEACは現在愛用中で日替わりで聴いています。再生ソフトとの組み合わせで、音色は変わるのでどちらが良いのか、一概には言えません。というか、いずれも遜色ないというのが実感です。
- ティアックUSB-DAC UD-301-SPはコンパクトサイズのデュアルモノーマル構成のUSB-DACです。高性能ヘッドホンアンプとしても活躍します。パソコンでも高音質な音楽を楽しみたい方などにおすすめです。
- マランツHD-DAC1/FNコンパクトサイズのマランツのヘッドホンアンプです。小型でデスクまわりのスペースを取りません。透明感の高い、広大な空間を表現します。ハイレゾ音源を高音質再生することができるので、幅広く音楽を楽しみたい方におすすめです。
pcオーディオ おすすめアンプ
pcオーディオアンプ
音響にこだわりたいなら、スピーカーだけでなくアンプの性能も重要です。アンプとは、スピーカーからでる音をつくりあげるためのものです。オーディオから出力される音の信号は小さいため、スピーカーで鳴らす前にアンプで音を調節する必要があります。音の信号を調節してくれるアンプは、音の質を左右するとても重要な部分です。
アンプの種類
アンプは『プリアンプ』・『パワーアンプ』・『プリメインアンプ』の3種類に分類できます。
音の調節をするプリアンプは、入力する音源のソース(CD、チューナー、アナログレコードなど)の選択や音質・音量の調整をする働きがあります。プリアンプは真空管を使ったものが、流行で音色が微妙に異なるので、自分好みの音色が選べます。
音を増幅させるパワーアンプはプリアンプから送られてくる電気信号をさらに増幅させて、スピーカーからきちんと音の再生ができるようにする働きがあります。通常は2スピカーを鳴らしますが、4スピカー対応のものもあります。
プリアンプとパワーアンプの機能を併せ持つプリメインアンプはあらかじめ機能が全部そろっているアンプのことを指します。難しい設定などもなく、簡単に音質をあげられるのがメリットです。
プリメインアンプのおすすめ2選


アンプのおすすめはプリメインアンプから2品選びました。高性能、高品質と同時にデスク置きのコンパクトさも重視しました。
- デノンのプリメインアンプはQualcommのDDFAをして大ヒットとなった前作「PMA-50」の後継モデルとして、パフォーマンスの向上と機能アップデート、デザインのブラッシュアップを果たしました。機能的にはコスパNo.1の製品として評判です。増幅部にはDDFAの最新バージョンを搭載。より音質を優先した回路設計と部品の選定が可能になりました。
- ティアックのプリメインアンプは最大DSD11.2MHzまで対応のデュアルモノーラルUSB DAC搭載し、Bluetooth (LDAC/aptX)にも対応したハイレゾDAP時代のプリメインアンプ。制振性と高級感を両立するフルメタル筐体、デスクトップに設置できるコンパクトなA4サイズです。
pcオーディオ スピーカー
pcオーディオ スピカーと言えば、最近は音楽を聴く際に、ヘッドホンやイヤホンはもちろん、スピーカーにもこだわりを持つ方が増えてきています。Toshi爺もその一人ですが、小型でも音質はもちろんインテリア性も兼ね備えているのが「ブックシェルフスピーカー」でハイレゾにも対応しています。
ブックシェルフスピーカー
ブックシェルフスピーカーとは、「bookshelf type speaker(本棚の中に置けるスピーカー)」のこと。具体的な規格はありませんが、目安としては幅20cm前後、高さ40cm程度までの直方体のスピーカーを意味し、最近では比較的コンパクトなスピーカー全般のことを指します。
ブックシェルフスピーカーの特徴
ブックシェルフスピーカーの特徴は、音質がフラットで、低音から高音までバランスよく聞こえる点。なお、キャビネット(箱)の容積が小さいことにより、低い周波数の低音を出しにくいことは留意しておきましょう。
ブックシェルフスピーカーのおすすめ2選
QアーコステックConcept20の良いところは、上記性能表でも分かるように、中域の音が目立ち音が前面に張り出し、ボーカル、ピアノ、弦楽器をリアルに聴かせることです。一言でいえば、包み込まれるような音場です。
- 包み込まれる音場に、前面に広がる臨場感はクラシックに最適
- ボーカルの歌やセリフが聴き取りやすいく、ボリュームを絞っても大丈夫
- 主演奏と背景音がバランスよく聴こえていい感じ
- ホームシアターのスピーカーとしても最適
コンパクトサイズでありながら、高域から低域まで音のバランスが非常に良く取れていて、質感の良い名作スピーカーです。
- ダリ特有の艶と濃さがあり、ナチュラルなサウンドで、音に滑らかさと厚みがある
- 徹底した作り込みで、良いトランスのアンプで鳴らすと、物凄く鳴る
- ユニットの位置や箱とのサイズバランスなど、がよい




pcオーディオの導入は簡単、安価に高性能コンポに匹敵するオーディオ入門セットが完成!


pcオーディオは dac、アンプ、スピーカー、ヘッドホンの4点さえ、揃えれば簡単に始められます。ご紹介したpcオーディオはToshi爺が迷いに迷って、たどりついた一つの結論です。予算はピンキリですが、この記事にもありますように、できれば少し良い物を購入されて、長く使われるのがおすすめです。ちなみに、Toshi爺パソコンをやりながら聴く”ながら族”です。BGMはベートーベンがよく似合います。
参考・関連記事
参考記事>>>CD音源のハイレゾ化!整数倍のアップサンプリングが聴きやすい
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