20歳の自分に受けさせたい文章講義と本のタイトルは表示されています。しかし、今の自分に読ませたい文章講義でした。ブログの作成を始めてから、なんとなくToshi爺の書いた文章で本当に読者に伝わっているかどうか疑問に思っていました。書くことは、生きること。そして、考えること。その筆者の一言がToshi爺を勇気づけてくれました。
話せるのに書けないを解消しよう
「話せるのに書けないのはなぜか?書くこととは考えることである。」したがって、書けないのは考えないからである!
文章を書くために努力するポイントは以下のごとくで、まずこれを解決しよう!
文章はリズムで決まる
文体とはリズムである。リズムの悪い文章とは、極端に言えば「読みにくい文章」のことである。
文と文の「つなげ方」や「展開の仕方」がおかしいとき、主張は支離滅裂になり、リズムよく読めなくなる。
構成は「眼」で考える
文章の個性、あるいは面白さ。これらを決めているのが構成であり、論理展開である。
読者の椅子に座る
あらゆる文章には、必ず読者がいる。「読者をイメージするだけでなく、その椅子にあなたは座っていますか?」読者の立場に立つのではなく①10年前の自分の椅子に座る②特定の”あの人”の椅子に座る。こうして書かれた文章は言葉の強度が違う。
原稿にハサミを入れる
右手にペンを左手にハサミをという、書きだしで「推敲とはハサミを使った編集である」とのこと。推敲とは「自分の書いた文章を読み返し、練り直すこと」というイメージだか、編集には書き終えた後の編集と書き始める前の編集がある。このプロセスを終えたものが作品である。
まとめ
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」という本を読破しました。もともと、誰かのブログで『文章力を高める』のなら、本の2~3冊くらいは、読んだ方が良いとの話の中でこの本が推薦されていました。
70歳を過ぎて「20歳の自分に・・・」といういタイトルはいささか、抵抗があったけれど読んでみました。読んだ後に、この書評を書こうということで、計2回読みました。
単に書評をまとめただけですが、書きながら大いに勉強になったし、たくさんの気づきを得ることができました。「書くことは考えることだ」、だから書くことを止めるのは、考えることを止めることにつながります。
これからも、ブログを書きつつけていくための刺激、モチベーションアップに大いに役立ちました!