なごや七福神めぐり。名古屋に七福神がいることをご存じですか?ご存じない方に、お教えいたしましょう! 布袋尊(ほていそん)は 開運・良縁の神様、弁財天(べんざいてん) は学問と財福の神様といったように、各々いろいろな力を持った神様が7人いるのです。これを称して七福神と呼んでいます。七福神に7度お参りするとご利益があり、満願・大願成就となります。

七福神はインドより大黒天・毘沙門天・弁財天の3神、中国より福禄寿・寿老人・布袋尊の3仙、日本より恵比須神と3国の神々が楽しく遊ぶ曼荼羅
ここには古くからインドや中国の文化を偏見なく取り入れ、独自の文化を作ってきた日本の精神の歴史が存在
なごや七福神とは


七福神の皆さん
名古屋に七福神がいることは、ご存じですか?
ご存じない方に、お教えいたしましょう!
①布袋尊(ほていそん)
②弁財天(べんざいてん)
③寿老人(じゅろうじん)
④恵比須(えびす)
⑤大黒天(だいこくてん)
⑥福禄寿(ふくろくじゅ)
⑦毘沙門天(びしゃもんてん)


なごや七福神
①布袋尊(ほていそん) 諸縁吉祥
大須観音 宝生院

布袋尊は弥勒菩薩の化身として袋を負い、喜びの相を示す福神として人々より和合の神といわれています
宝生院は真言宗智山派別格本山で「大須の観音様」として広く名が知れています
開創は650年ほど前に能信上人による、弘法大師作、聖観世音菩薩を本尊とします
毎年2月の節分には七福神を のせた宝船が出て数十万人の人出で賑わい をみせます
②弁財天(べんざいてん) 福徳自在
宝生山 辯天寺

辯才天は梵天王の妃で弁舌の才を助け知恵の福を与える神として信仰されています
辯天寺は近江国竹生島の名古屋別院として大正14年(1925)に建立されました
本尊辯才天は井伊直弼公が天守閣に安置した尊像です
芸事上達、良縁成就、商売繁昌を祈念する信者が多くいます
また開運大師霊場として毎月21日は参詣者で賑わいます
③寿老人(じゅろうじん)不老長寿
八事山 興正寺

寿老人は南極老人星の化身で杖を持ち玄鹿を伴っている老人です。延寿の神として祀られています
興正寺は貞享5年(1688) 高野山出身の天瑞和尚が開創された巨刹です
尾張藩主徳川光友公の帰依により諸堂建立し尾張高野山と称されています
当地方唯一の五重塔をはじめ西山・東山の雄大な境内は毎月5日、13日の七月まつりの人で盛況を呈しています
④恵比須(えびす) 商売繁盛
笠寺観音 笠覆寺

恵比須は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の第三子です
風折烏帽子、狩衣・指貫を着けて釣り竿を持ち腋下に鯛を抱く喜びのお姿をしてます
財運・商売繁昌・大漁 を祈念して広く信仰されています
笠寺観音(笠覆寺)は尾張四観音(おわりしかんのん)、天平5年(733)開創、本尊は十一面観世音菩薩で厄よけや縁むすびで民の信仰を集めています
毎月6日・16日・18日・26 日は祈願日・縁日として祈祷が行われ、多くの人が開運厄除・縁結び・家内安全・商売繁昌の祈願をしに参拝におとずれます
毎年2月の節分や8月9日の九万九千日(くまんくせんにち)には非常に多くの参拝者で賑わいます
⑤大黒天(だいこくてん)開運招福
如意山 宝珠院

大黒天は大自在天の化身で愛楽の相をあらわし福徳施与の神です
狩衣の服装で頭巾、肩に袋を、打出の小槌を持ち福を与える神として祀られています
宝珠院は天平元年(729)、泰澄大師開創の古刹で兆殿司真筆の不動明王は願掛け参りの信者が多くいます
厄よけ大師霊場として毎月21日、28日は厄よけ祈祷が行われています
⑥福禄寿(ふくろくじゅ) 延寿福楽
成田山 萬福院

福禄寿は南極老人星の化身で中国は北宋の嘉祐年中に現れた道士です
美髭をたくわえ、杖頭に経巻を結び、杖頭の経巻には人の寿命が記されてい ます
萬福院は慶長年間(1596-1615)清洲に開山、寛永年間(1624-1644)この地に移転大本山成田山本尊不動明王を勧請しました
毎月1日、15日、28日のご縁日、節分豆まき式など、護摩祈祷道場として仏威を宣揚しています
⑦毘沙門天(びしゃもんてん) 七福即生
お聖天 福生院

毘沙門天は甲冑をつけ手に宝塔・鉾を持ち魔を降伏し、善根を積むものに福徳を与える勇気の神です
生を与えて福徳を授けるゆえに施福の神として世ではとくに崇拝されています
福生院は、至徳3年(1386)順誉上人が大聖歓喜天を奉安して中村の里に創建された名刹です
元和3年(1617)に名古屋遷府とともに現在地に移転、以後は袋町のお聖天様として帰依する信者多く、現世利益祈願所として日夜香煙絶えることがありませ ん

各寺院のロケーション
各寺院の画像と位置ロケーションの確認
七福神めぐりの5つのポイント
- めぐる時期は1月がベストで新たな門出の始まり
- 七福神のめぐる順番は決まりはないので自由、昼食をとる場所で決める
- 寺院についたらまず、ご本尊さまに拝礼し、その後に福神さまに拝礼する
- 御朱印帳や色紙に墨書きのご記帳やご朱印をもらう
- 御朱印帳の受付は時間が決まっているので、注意する
御朱印のもらい方
各寺院で販売されている朱印帳(宝印帳)、色紙(1枚ものと三つ折りの2種)を用意し、記帳や朱印を押してもらう。
七難即滅、七福即生を願って『なごや七福神霊場巡り』を完了してください。
最後の寺院で満願の記帳を忘れずにしてもらいましょう。



なごや七福神めぐりのおすすめ
①七福神巡り順番のおすすめコースはAとBの2コースです
食事の場所を『八事』か『大須』にするかで、変えてみました
A 萬福院-大須観音-福生院-興正寺(食事)-笠寺観音-弁天寺-宝珠院
B 福生院-萬福院-興正寺-大須観音(食事)-笠寺観音-弁天寺-宝珠院
②地下鉄とバスを使っても、1日で十分回れます
シニアの方は「敬老パス」をご活用下さい
③必要ならガイド付のツアーもあります
1日乗車券を使用して名古屋市内を周ってみませんか?名古屋市敬老パスお持ちの方歓迎!
http://nagoyaflowertravel.com/info/1398418246
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