マンション売却は売却時期、価格、どこの業者に依頼するのか、いろいろ考え、悩むことが多いようです。
不動産売買は一生に一度か二度あるかないかの出来事だから、それも無理ありません。
しかし、それを逆手にとって『不動産売買』を楽しみながら体験してみてはいかがですか?
今回はマンションの売却を安心して、任すことができる業者・営業マンの選定と希望価格で売却をするコツをお教えします。
目次
マンション売却、成約までの時間にゆとりを持って、時期を決める
マンション売却で希望価格を獲得しようと思ったら、売却時期の選定がいちばんの決め手となります。
売却期間は一般的には3カ月間が標準で、長くても6カ月間見ればぼ全数が成約に至ります。
しかし、10~20%の物件はそれをオーバーしても売却できないのが現実です。
そこで、ゆとりを持って商談を見守ることができる期間を販売期間とすると最低6カ月以上の余裕を持って、売却を依頼すること。
マンション売却、5つの成功の秘訣
マンション売却、なぜ成功の秘訣なのか
成功の秘訣(1)最低半年前に売却の意思決定と依頼
マンション売却の意思決定と依頼の時期は極めて重要であります。売却から成約に至る期間は平均3カ月、長くても6カ月ということはすでにお話いたしました。
いわゆるこの期間が販売期間といわれ、依頼した業者が購入希望の顧客を探し出し、商談する期間です。
通常で、早いときは1週間以内に購入希望者が出現します。それから1カ月くらいの期間内に2~3件の引き合いがあります。
この時に応対において、購入希望者は価格が安ければ、安いほど早く決めてしまいたいし、売却する方はできるだけ希望価格に近い価格で成約したいのは当然です。
ここでの最強の武器は売却の決定が早かったので、焦らず安心して購入者の値引き交渉を撃退できることです。
販売期間に余裕があるため売却側優位の商談が可能、結果として希望価格もしくは自己の定めた値引き限度額以内で交渉成立
成功の秘訣(2) 業者選定には【査定一括無料依頼】で3社以上を競合させる
マンション売却の場合、知り合いの業者さんがいればそこに依頼しても良いが、できれば大手業者6社が参加している「すまいValue」という査定一括無料サービスを利用します。
加盟6社のうち3社以上に売却査定を依頼する。各社の査定価格を検討し、価格の高い3社を選び話を聞きます。
査定価格の根拠づけ、市場相場との関連などの説明を受け、自分が一番信頼できると判断した会社と媒介契約をします。
その場合、担当営業マンの人柄・人物と自分との相性も重要な判断基準となります。プライバシーをさらけ出すのですから。
会社が提案した査定価格、市場価格などの信頼性と営業マンとの相性も考慮して1社を選び「専任媒介契約」を締結する
成功の秘訣(3) 適切な市場相場の把握と売却価格設定
マンション売却にあたっては市場相場と近隣物件の取引価格などを参考にしつつ、査定価格の100~120%の間で売却価格を設定します。
売却価格の設定次第で、立ち上がりの購入希望者数が変化するので、慎重に営業マンと相談しながら決めましょう。
販売期間のゆとりがあるので、売却価格は当初3カ月間査定価格の120%で押し通す
成功の秘訣(4)居住はかまわないが、物件の印象を良くする
マンション売却は居住中でも構わないが、できるだけ整理整頓に心掛け、必要のない家具などは置かないようにします。
キッチン、風呂場などは専門業者に清掃を依頼しましょう。かけた費用は必ず帰ってきます。
購入希望者が見学されるときは、できるだけキレイな状態で満足していただく
成功の秘訣(5)納得できる希望価格になるまで、安易に妥協しない
マンション売却において価格交渉の段階で、安易に妥協することは厳禁です。
販売期間に余裕を持たせた最大の理由がここにあります。余裕がないと「ここで購入希望者を逃がしたら後がない」と焦ります。
ゆとりを持って、納得できる価格になるまで安易に妥協しない。これができるから、希望価格で成約できます
マンション売却で夢を描き、実現するには


マンション売却は半年以上の余裕を持って売却を依頼すれば、ほぼ希望価格通りに売却が可能であるとの仮説を証明しました。
ご自分のマンション売却価格を知ることにより、5年後10年後の夢が描けるのではないでしようか?
すぐ、売却するのではなくても、一度チャレンジされてはいかがてすか?価格を知ることにより、夢だった街に住めるかも、しれません。


東京五輪まで1年弱。マンション価格は本当に下がる?
近年の首都圏マンション価格の上昇は、東京五輪の開催が決定した2013年秋ごろから始まっている。そして、その上昇トレンドが明確になるにつれて沸き上がってきたのが、いわゆる「マンション価格下落(暴落)説」だ。ご存じの方も多いだろうが「東京五輪前後にマンション価格が下落、あるいは暴落する」とする説である。
https://www.nomu.com/mansion/library/trend/special/yamashita09.html

