BGM効果は各方面から研究され、その効果も周知の事実となったものもありますし、まだ通説で立証がなされていないものまであります。
今回は『クラシック音楽は集中力を高める』という従来からの説と最近になって、新しく発表された『メタルはストレス発散や欲求不満の解消に役立つ効果が認められた』という説まで、ご紹介いたします。
BGM効果はこれ以外にも、いろいろあります。ブログの記事を執筆中に、モーッアルトをかけてやってみました。かなり効率が良かったです、一度お試し下さい。

目次
BGMの効果とは

BGM効果1. マスキング効果
マスキング効果とは? 二つの音が鳴っている時、片方の音にもう一方の音がかき消されて聞こえなくなる現象
BGMを流すと、室内の騒音や会話の声などが、消されて音楽しか聞こえないと感じる
BGM効果2. イメージ誘導効果
「印象が明るくなった」「上品なBGMで社員の言動が丁寧になった」など、顧客からの声が寄せられています
対外的な企業の好感度がアップしただけでなく、BGMが社員にも好影響を与えることができる一例です
BGM効果3. アナウンス効果
「ノー残業デー」「プレミアムフライデー」をアナウンスして定時退社を促す。チャイムで終業時間を知らせる。
毎日同じ時間に特定の音楽を流すことで時間の気づきを与え帰宅を促して残業を抑止する…。


BGMはモーツァルトがおすすめ

モーツァルト効果( Mozart effect)とは、モーツァルトに代表されるクラシック音楽を聴くと頭が良くなる、と主張される効果。その根拠は何か、探ってみました。
モーツァルト効果の根拠
- 人間の耳がもっとも敏感に感じ取れる3000Hz~4000Hzの高周波音周辺をモーツァルトの楽曲は多く含む
- 間脳や延髄などの脳幹部にある副交感神経に効果的に作用します
- 高周波の正体は「アルファ波」でこれが出現している場合、大脳は働きを抑えられて「癒し」の状態になっています
- アルファ波の正体は「1/f(エフ分の1)ゆらぎ」です
- 1/fゆらぎとは、ただ単調なだけでも、不規則なだけでもない、予測可能な部分と不可能な部分が半々くらいで構成された音によって作り出されます
- モーツァルトの楽曲は、1/fゆらぎで進行するものが多いため、アルファ波を発生させる「癒し効果のある楽曲」というわけです


メタが良いとする新説

イギリスのウォーリック大学の研究チームが成績の優秀な学生を選んでメタルに関する調査を実施したところ、メタルはストレス発散や欲求不満の解消に役立つ効果が認められたのです
メタル脳を主張する 脳科学者 中野信子氏と関連書
◆メタル脳 天才は残酷な音楽を好む 脳科学者中野信子氏『メタル効果を期待したほうが良いのでは?」と考えています。これはあくまでわたしの推論ですが、語学や資格取得のための勉強をするとき、成績優秀者に限っていうと、メタルを聴いている人のほうがより「頭が良くなる」と考えられるからです。
【本の内容紹介】 「脳科学が私たち自身をどこまで解明できたのかがわかる、日常に活かす脳科学の本として理想的な一冊」
音楽ジャンル別性格診断【クラシック好きの特徴とは】
クラシック音楽【性格診断】
歴史の長いクラシック音楽を愛好する人の多くは安定志向を持ち、計画的な行動を好む性質があると言われています。独創的な思考を持つ人も多く、頭の回転が速いです。だからこそ周りから変人扱いされてしまう事も多いかと思います。
https://otomamire.com/personality-diagnosis/
音楽の好みは性格にリンクしている!?
https://iflyer.tv/article/2018/09/10/musicandcharacter/



まとめ

BGMとしてクラシックを聴きながら、仕事をして効率を上げたい。これが、1つの目的です。さらに、もう1つはせっかくPCオーディオ機器を購入して環境を構築したのなら、積極的に使用して、仕事も趣味も楽しみたいという願いです。
2つの目的と願いが叶いますように。
