何か新しいことを始めようと思っている方、「音楽鑑賞」はいかがですか?音楽のジャンルの中でも「クラシック音楽デビュー」をおすすめします。
費用はあまりかからないし、脳の活性化にもつながり、そして最大の理由は他のことをやりながら、聴くことができることです。
私は昔から【ながら族】で、勉強の時も「ラジオ放送」を聴きながらしていました。今でもブログを書くときは【クラシック音楽】を聴きながら、やっています。ブログを書きだして30分もすれば聴いているつもりの音楽も聴こえなくなり、集中しています。だから、逆に効率が良く、はかどります。
クラシック音楽は聴くことにより脳が適度に刺激されるため、リラックス効果や脳の活性化などの効果が期待できるのです。
新しい趣味として「クラシック音楽デビュー」を始めてみませんか?
クラシック音楽デビューのメリット
- 刺激とリラックスのバランスが脳の活性化につながる
- クラシック音楽は著作権切れが多数で、音源が無償で手に入りやすい
- モーッアルト効果で頭が良くなる
- 趣味として高尚で、自慢できる
- クラシック音楽の効用はたくさんある


クラシック音楽とは
クラシック音楽の クラシックとは、「古典的」という意味で、クラシック音楽は一般的にはヨーロッパを中心とした西洋の芸術音楽を指します。
そして、17世紀から19世紀あたりまで約400年間に、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどの音楽家によって作られた音楽をいいます。
クラシック音楽の効用
- 古代エジプトやギリシャでは音楽は心身に有益な効用をもたらすもの
- 喜びや悲しみ、怒りなどの豊かな感情や、団結力、一体感を表現する手段
- 言語が成立する以前のコミュニケーション手段
- ストレスからくる心身の症状の緩和に役立つ
- 心拍数や血圧の安定、集中力強化等の効果がある
- 高次機能を司る部分を刺激することにより、「進化の喜び」とでも言うべき強い幸福感を引き起こす
- 脳内に分泌される快感物質のドーパミンやエンドルフィンが、痛みや不安を鎮めてくれる
- 解釈や演奏がそれぞれ異なるので、聴き比べの楽しさを知り、聴き込むほどに世界が深まる
- クラシック音楽を聴くと頭が良くなるというモーッアルト効果がある
モーッアルト効果はこちらをご覧ください


クラシック音楽・オーケストラの編成
- オーケストラには様々な種類の楽器で構成されていますが、楽器編成について詳しく理解している人は意外に少ないもの
- オーケストラは基本的に、2、3、4管編成で、オーケストラの規模を示します
- 2管編成なら、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーンなどから成っています
- 編成と人数は、演奏する曲によって増減します
2管編成は50名ほどですが、指揮者による曲の解釈によっても変わります - 3管編成は75名ほどで構成されます。4管編成ともなると総勢100名を超えるフルオーケストラとなるのです

オーケストラのチューニングは、オーボエの「A」から始まります。
どの楽器でも良いのでは?と思う方もいるかと思いますが、オーボエのAからチューニングを始める理由があります。
たとえば、弦楽器から始まるとステージの温度の関係で、弦が緩んでしまうため、一度チューニングしてもまた狂ってしまいます。 管楽器の中でも、菅の長さで音の高さを調節しない楽器があります。
それは、オーボエとファゴットです。
菅の長さを調整する必要がないオーボエとファゴットは、音が正確ですのでチューニングの始まりには向いています。
クラシック音楽が現在も愛される理由
- 聴いているときの心地よさが、癒し効果があるとして、ヒーリングCDなどにも収録されている
- 曲だけでなく、曲にある歴史やストーリーに魅力を感じられる
- 細かな音から成り立つクラシック音楽の芸術性に感銘を受ける
- 演奏する人によって、また雰囲気の違うクラシック音楽を楽しむことができる
- クラシック音楽は日常的なところでたくさん使われていまので、親しみがある


クラシックデビュー・最初に聞く定番名曲

音楽の力は偉大です。美しい旋律を聴けばゆったりと癒され、迫力のある激しい曲を聴けば元気が出てきます
でもクラシックはどこか難しい、分かりにくいなんて思っていませんか?クラシックが初めての人も、詳しい人も、一緒に楽しめる名盤を集めました
クラシックならこの曲から聴きたい!そんな長年愛される定番の名曲をご紹介します
おすすめの定番名曲5選
イタリアのバロック・ヴァイオリン奏者、指揮者で古楽演奏の大家、ファビオ・ビオンディの2015年来日公演に合わせ器楽作品を再発売。本作は、ビオンディの18番である、ヴィヴァルディの作品(定番の協奏曲集『四季』他)をはじめ、溌剌として鮮やかな演奏が揃った作品。
諏訪内晶子がチャイコフスキー国際コンクールで優勝した時の記念コンサートでのライヴ録音。 クラシックBEST100シリーズ。ヴァイオリニスト、諏訪内晶子のドミトリー・キタエンコ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演によるチャイコフスキーの協奏曲を収録した1990年録音盤。 (C)RS
選曲は「旅」を意識し、精緻を極めています。カナダ生まれのグールドが1955年のアメリカ・デビューに際して選んだ、みずみずしいベートーヴェンのソナタ第30番に始まり、抒情豊かなブラームスの間奏曲はもちろんのこと、意表を突くモーツァルト、冷徹かつロマンティックな新ウィーン学派からスクリャービン、ヒンデミット、シベリウス、グールドの遠戚グリーグまでも収録し、グールドの音楽的遍歴が描かれます。最後の曲、バッハの協奏曲ニ短調BWV974(遺作録音)は、長い楽旅を経た末のグールドが、まるで極北にむけて、荒涼たる大地を、一歩一歩、孤独に進んでいくかのようです。
現代の古楽界をリードする天才コープマンの演奏による有名曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。有名なK136を含む「3つのディヴェルティメント」とのカップリング。 クラシックBEST100シリーズ。モーツァルト「ディヴェルティメント ニ長調 K.136」「セレナード第13番 ト長調 K.525〈アイネ・クライネ・ナハトムジーク〉」他、全4曲を収録した1988、89年録音盤。 (C)RS
“ドイツ・グラモフォン ザ・ベスト1200”VOL.2。ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルにとって初となる、1960年代に録音された『ベートーヴェン:交響曲全集』からの分売。交響曲史上屈指の名作≪運命≫とワーグナーをして“舞踏の聖化”と言わしめた第7番を、オーケストラの真骨頂ともい言うべき豪華絢爛なサウンドで聴かせる。1962年ベルリン、イエス・キリスト教会にて録音。 (C)RS
クラシック音楽デビュー・PCで聴こう

クラシック音楽デビューをして音楽を楽しむ際は、クラシック特有の楽しみ方である【演奏者による変化・違いを聴き、比較し、満喫する】を実践していただきたいと思います。
例えば「ベートーベンの交響曲#4と#5を比較」するだけでなく、「ベートーベンの#5をカラヤンで聴くのかバーンスタインで聴くのかあるいはトスカニーニ、さらにはクライバー、ラトルといったように指揮者を変えて聴いてみたりする。
さらには同じ曲の演奏をベルリンフィルで聴くのか、あるいはウィーンフィルなのかロンドンなのかという変化を付けて聴くこと。こんな楽しみ方がクラシック音楽では可能となります。
もちろん、そのような聴き方をする場合は同じ曲を指揮者を違えて、あるいは演奏する楽団を違えて何種類ものライブラリーを持つ必要があります。
そのために、PCオーディオの導入とクラシック音楽無料ダウンロードの選択が【金銭的問題を解決】する手段として最適だと思います。


PCオーディオの導入
PCオーディオの導入は別の記事ですでにご紹介していますが、USB-DSDのついたプリメインアンプとスピーカーを用意すれば現在使用中のPCを利用してすぐ構築できます。ちなみに予算は6万程度です。これも紹介してある製品の1ランク下でも十分通用します。
クラシック音楽無料ダウンロードのおすすめ
前述のクラシック音楽の同一曲保有ライブラリーを構築するためには、CDのレンタルや自己購入だけではとても予算的に厳しくて、揃えることが困難です。しかし、クラシック音楽はありがたいことに大部分の曲がすでに著作権が消滅しているので、無償でダウンロードできます。
クラシック音楽デビュー・まとめ
クラシック音楽デビューのおすすめと題して、クラシック音楽の基礎知識などと初めて聴くならこの曲ということで定番の名曲をご紹介させていただきました。
また、クラシック音楽の効用についてもいろいろ載せておりますが、この記事で最もお伝えしたいことは【演奏者による変化・違いを聴き、比較し、満喫する】ということのすばらしさです。
この楽しみは経験しないとわかりません。ぜひ、この機会にご自身の視野を広げられては、いかかでしょうか?


