腸内フローラって、やせるの?

ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加
腸内フローラって、やせるの?

私たちの腸内には、多種多様な細菌が生息し、それらの数はなんと、1,000種1,000兆個以上。特に小腸から大腸にかけて生息しており、これらの細菌がバランスをとりながら腸内環境を良い状態にしています。

 

顕微鏡で腸の中を覗くと、それらはまるで植物が群生している「お花畑([英] flora)」のようにみえることから、『腸内フローラ』と呼ばれています。

 

最近この腸内フローラの働きがすごいとの研究が進み、ダイエット効果もあるとのことですが、果たして本当でしょうか?調べてみました。

腸内フローラのダイエット効果

間違いなく、やせます!

腸内を正しく整え、食物繊維をしっかり取りることで「やせ菌」ができ、「短鎖脂肪酸」が代謝を上げ、脂肪を燃やしてくれるので、ダイエットできます

短鎖脂肪酸とは

脂肪酸とは、油脂を構成する成分のひとつで、数個から数十個の炭素が鎖のように繋がった構造をしています。

そのうち炭素の数が6個以下のものが短鎖脂肪酸と呼ばれ、酢酸、プロピオン酸、酪酸などが含まれます。短鎖脂肪酸は、ヒトの大腸において、消化されにくい食物繊維やオリゴ糖を腸内細菌が発酵することにより生成されます。

生成された短鎖脂肪酸の大部分は大腸粘膜組織から吸収され、上皮細胞の増殖や粘液の分泌、水やミネラルの吸収のためのエネルギー源として利用されます 。

腸内フローラの健康に関する3つの役割

  1. 消化できない食べ物を身体に良い栄養物質へ作り変える
  2. 腸内の免疫細胞を活性化し、病原菌などから身体を守る
  3. 「腸内フローラのバランス」を保ち、健康を維持する

腸内細菌の種類

腸内フローラを形成している菌は、働きによって3つに分けられています

  1. 私たちの身体を守る善玉菌
  2. 増えすぎると身体に悪影響がある悪玉菌
  3. 状況によって善玉菌の味方をしたり悪玉菌の味方をしたりする日和見菌
https://www.tyojyu.or.jp/

腸内フローラには、「善玉菌2・悪玉菌1・日和見菌7」という理想のバランスがあります。

 

日和見菌は腸内細菌の7割を占め、善玉菌が優勢な状態であれば善玉菌につき、腸内で発酵活動を行います。

 

一方で、腸内で悪玉菌が優勢となれば、悪玉菌になびいてしまい、腐敗活動を行います。

 

腸内を酸性に維持するためには、腸内環境をコントロールして、日和見菌を善玉菌の味方につける事が必要す。

腸内に「やせ菌」を増やす食べ物

腸を正しく整えれば、健康的にやせることは難しくない

 

腸内環境の改善は、悪玉菌の増殖を抑制し、善玉菌や日和見菌を増やすことにつながり、

「やせ菌」を増やすことにもつながる

① 食物繊維をしっかり取る

  1. 食物繊維は胃の中で腹持ちがよくゆっくり消化されるので、食べ過ぎ防止になります
  2. 水溶性食物繊維はネバネバしているので、小腸では糖質や脂質の過剰な吸収を防いでくれます
  3. 大腸では、善玉菌や日和見菌がエサとして食べます
やせ菌とは

1. 善玉菌や日和見菌が食物繊維を分解し、発酵させる過程で「短鎖脂肪酸」という酸を出します

2. 短鎖脂肪酸とは、身近でいう酢酸や酪酸のことだ。酸には悪玉菌を抑制する働きもあります

3. この短鎖脂肪酸を作りやすい代表的な腸内細菌こそ、善玉菌と共生する日和見菌、バクテロイデス門のバクテロイデス属です

4.さまざまな研究でやせ型の人に多く検出されており、いわゆる「やせ菌」と呼ばれています

② 腸内フローラでやせる理由

  1. 食物繊維をたくさんとると、食物繊維が大好物である善玉菌と日和見菌が共生して増え、やせ型の腸内細菌叢になります
  2. 生成される短鎖脂肪酸も増えるので、やせやすくなります
  3. 短鎖脂肪酸が腸から吸収されると、脂肪組織がそれを感知し、脂肪を燃やしてくれるといわれています
  4. 短鎖脂肪酸がたくさん発生すると、小腸から『インクレチン(GLP‐1)』という食欲を落とすホルモンが出ます
  5. 全身の交感神経節にある短鎖脂肪酸のレセプターに短鎖脂肪酸が結合して交感神経節が刺激され、代謝も上がります

③ 「やせ菌」を増やす3つの食べ物

  1. 水溶性食物繊維、大麦・ゴボウ・昆布・アボカドなど
  2. レジスタントスターチ、米・インゲン豆・芋など
  3. 発酵食品、味噌・納豆・ぬか漬けなど

参考整腸剤

理想的な腸内フローラ・まとめ

良好なバランス×多様性
ダメージを受けた細菌があってもそれをサポートできる、多種多様な細菌が共生している状態。
善玉菌が優勢な(多い)環境が理想的です。

『腸内フローラ』は加齢などのさまざまな要因によって日々変化しています。

 

さらに『腸内フローラ』を整えるには2週間ほど同じ菌を摂り続けた方がいいという説などもあり、

 

一朝一夕の改善策ではなく、「腸活」というように継続的に取り組む必要があります。

 

そして、やせるのが目的ではなく、『腸内フローラ』を整えた結果、【やせることができた】という形で終われたら最高ですね。