スポーツ科学にもとづく機能的で合理性を兼ね備えた「理想的な歩き方」で、筋トレなどしないでも、いつまでも美しく動けるカラダになれます。
ボディ・インナーマッスルを用い、動きの質を高めるる大腰筋ワーキングは、歩くこと自体が究極の整体術となり、一生ものの足腰を手に入れるだけでなく、体にやさしく、健康効果がいっぱいです!

東大式大腰筋ウォーキングで健康寿命を延ばす
平均寿命は毎年更新され、日本は更なる高齢化社会に移行しつつあります。
健康で長生きすることは万人の願いですが、残念ながら、平均寿命と健康寿命には約10年の開きがあり、この10年の不健康期間を縮めるのが、目下の急務です。
この期間を縮小するのに効果的なのがこの「東大式大腰筋ウォーキング」です。


東大式大腰筋ウォーキングの生まれた過程
アスリートの運動能力向上から、健康維持へ
- 陸上短距離の走り方は変遷を遂げてきました。1970年から90年代にかけての大腿四頭筋を使って足を高く上げる走法
- 1990年から2000年代にかけてのもも裏の筋肉(ハムストリングス)を鍛え、スムーズに足が前へ出る走法
- さらには2000年以降の大腰筋など「ボディ・インナーマッスル」を強く意識した走り方へと、進化を遂げてきた
- この流れが、超高齢社会を迎えた日本において、健康寿命を延ばそうという試みにも生かされてくる
感覚をつかむトレーニング

「なんば歩き」のトレーニング
「なんば歩き」は正しい姿勢をまず意識し、右手・右脚と左手・左脚が同時に前へ出る【同側型動作】で一般の歩き方【斜体側交差方動作】とは逆の動作です。
これが「大腰筋ウォーキング」の基礎となる動作です。
「なんば歩き」説明動画
「なんば歩き」のメリット
- 脚(膝)を引き上げる時大腰筋を働かせると、太ももの筋肉をリラックスさせたまま上げることができ、疲れにくい
- 着地した瞬間に地面から受ける反動を少なくし、しかも自然と歩幅を大きくとることができる
- 体重の移動がスムースにできる


大腰筋ウォーキングのトレーニング
正しい姿勢をまず意識し、右手・右脚と左手・左脚が同時に前へ出る「なんば歩き」。これを腕の動きを左右逆にすることで実現する「大腰筋ウォーキング」
脚を腰(大転子)ではなく、みぞおちから出るように歩くことです。これができるようになれば、脚の筋肉に負担をかけることなく、長い距離でも変わらず歩き続けることが可能となります
「大腰筋ウォーキング」&トレーニングの説明動画
大腰筋ウォーキングのメリット
- 「大腰筋ウォーキング」を続けることで、運動による体質の改善
- 加齢による体力の低下にも歯止めがかけられる
- 「大腰筋ウォーキング」による姿勢の改善は大きな効果を発揮する
- 姿勢が良くなることによる第一印象が良くなる
参考図書の紹介
本書は、最新データと研究実績に基づき、「本当に正しく」「日本人に適した」「高齢者が健康になる歩き方」を具体的に解説したウォーキング書の決定版!ボディ・インナーマッスルを用い、動きの質を高める“大腰筋ウォーキング”は、歩くこと自体が究極の整体術となり、一生ものの足腰を手に入れるだけでなく、体にやさしく、健康効果がいっぱいです!
東大式大腰筋ウォーキング・まとめ
東大式大腰筋ウォーキングをマスターし、やみくもにウォーキングを行うのではなく、正しい歩き方を身につけることで効率的に効果に結びつける。
今後はそうした取り組みが重要になっていく気がします。寿命が延びていっている現代社会、加齢による運動器の障害や運動器機能不全により寝たきりになるリスクも伴っています。
正しいウォーキングによって1日も長く、健康で自立した人生を送りたいものですね。

