仕事は楽しいかね?その問いに答えるためのキーワードが「明日は今日と違う自分になる」です。
現状を善しとし、毎日の変化を求めず生活することは惰性です。「試してみることに失敗はない」だから「この場でただちに始める」それが重要です。
問題の中を深く突き進めば反対側に出る、そこはもはや失敗ではないのです。加速する時の流れから抜け出し、「今」と向き合うための第一歩を踏み出しましょう。



明日は今日と違う自分になる


試してみることに失敗はない
真面目 に 一生懸命 に 生き て き た 多く の 人 たち が 抱える 悩み は、退屈と不安の負のスパイラルが仕事への希望を失わせていることです。
現在 の 仕事 に対して「 特別 な 不満 は ない」 けれど「 希望 も 見え ない」 という 人 は 少なく あり ませ ん。
目標を見失っているのか? 何もしない!
この 国 の 経済 が 新た な 双子 の 要素 を 生み出し た こと が わかっ た。 今度 の 双子 は 社員 レベル で 生まれ て いる。〝 退屈〟 と〝 不安〟 という 双子 だ。 この2つが同時に発生し、したくもない仕事をし、同時にそれを失うことを恐れている。これが、新たなスタグフレーションの発生です。
現状を打破する方策
- 仕事に対する目標を変えていく
- 処遇・待遇は消極的理由にしか作用しない
- 目標を目的にしてはいけない
- 今日の目標は明日のマンネリ
- 何度も繰り返しチャレンジする
世の中は自分が目標を達成するまで待ってはくれない。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「明日は今日と違う自分になる」




参考図書の紹介
本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。それは、唐突に繰り出される老人の言葉とそれを問いただす「私」の会話で展開していく。
ベストセラー『仕事は楽しいかね?』待望の続編、『仕事は楽しいかね?2』は、主人公がマックス老人とともに上司と部下の理想の関係を探った1冊。部下の能力はそれを育む上司の能力にかかっているし、上司の仕事の成果は部下にかかっている。仕事の楽しさも同様である。となれば、仕事を楽しむためにはやはり、上司と部下の関係を考えてみる必要がある。
仕事は楽しいかね、第3作。本作は「ビジネスで成功している人の優れている点はなにか?」について、会話調で説明しています。 成功しているビジネスマンの特長は、本文にあった「愛される非常識人であり、 みんなに夢を見せて大きな頭脳に加え、 意義あることをしたいというみんなのニーズに訴えかけることで、 輪のつなぎ手となる」に集約されると思います。
原作 者 紹介 デイル・ドーテン (Dale Dauten) 1950 年 生まれ。 アリゾナ 州立 大学 大学院( 経済学) 卒業 後、 スタンフォード 大学 大学院 で 学ぶ。
1980 年、 マーケティング・リサーチ 専門 会社、 リサーチ・リソーセス( Research Resources) を 起業 し、 マクドナルド、 3 M、 P& G など、 大手 優良 企業 を 顧客 に 持つ 全米 でも トップ レベル の 会社 にまで 成長 さ せる。
1991 年、 新聞 に 執筆 し た コラム が 好評 を 博し、 執筆 活動 を 開始。 現在 米国 を 代表 する 人気 コラムニスト。 氏 が 執筆 する コラム は、 100 社 以上 の 新聞社 に 配信 さ れ、 毎週 1000 万人 以上 の 読者 に 愛読 さ れ て いる。
日本 では『 仕事 は 楽しい かね?』 が ベスト& ロングセラー に なっ て いる。

