スマホや音楽プレイヤーのお供として必需品となっている「イヤホン」。高音質で音楽を楽しめるため、今や生活に欠かせないアイテムとなっています。
しかし、イヤホンには付け方・接続方式・ドライバーなどによって多くの種類があるため、初心者はどれを選べばいいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、イヤホンの種類や特徴を踏まえた上で、ご自分に合ったイヤホンの選び方とおすすめのモデルをご紹介します。

目次
イヤホンの種類

- イヤホンの分類は基本的に3つに大別できます
- イヤホンのつけ方つまり装着方法で分類すると「カナル型」「インナーイヤー型」「耳掛け型」の3種
- 再生装置本体との接続方法で分類すると「有線イヤホン」「完全分離型」「ネックバンド型」「左右一体型」の4種
- ドライバーの種類で分類すると「ダイナミック型」「BA型」「ハイブリット型」の3種
- イヤホンのすべての種類は理論的には3×4×3=36種類に分類される
- イヤホンメーカーが仮に20社とすれば36×20=720種類
- 各メーカーが全種類のイヤホンを製造するとは限らないが、少なくとも500種類程度は製造・販売されていると思われます


装着方法別イヤホンの種類
カナル型イヤホン

カナル型イヤホンの特徴
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カナル型のイヤホンは耳栓のような形状のイヤーピースを耳に装着して使用するイヤホンの種類
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現在もっとも主流となっているイヤホンのタイプであるため、各社ともに豊富な製品をラインナップ
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カナル型は耳の穴に直接差し込むため密閉性が高いのが特徴
音漏れや外音の侵入が少なく、音楽に深く没頭しながら聴けます。また、低音域や繊細な音の表現に優れている
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イヤーピースを付け替えるだけでも聴こえ方が変わるので、音質にこだわる方にもおすすめです
カナル型イヤホンのメリット
- 遮音性と防音性にすぐれている
- 低音や細やかな音に強い
- ダイレクトに音が届く
- ハイエンドからエントリーモデルまで価格帯が広い
- 多数の製品が販売され、品揃えが良い
カナル型イヤホンのデメリット
- 耳に差し込んで使うので、耳垢がつく
- 長時間使用すると、違和感や耳の痛みを伴う疲労感が生じる
- イヤーピースが噴出しやすい


カナル型イヤホンのおすすめ3選
❶ハイエンドモデル(JVC HA-FX1100 WOOD カナル型イヤホン)
▼楽器のような美しい響きと自然な音の広がりを持つ
- ハイレゾ対応の高音質イヤホン
- 国内最高権威のオーディオ・ビジュアル・アワード「VGP」で金賞受賞
- 美しい響きと自然な広がりを実現する「ウッドドームユニット振動版」を採用し、より原音の響きを実現
- 深みのある高級感を演出するブラックウッドハウジング採用。音質には磨きをかけるため音響用ハンダを採用
- 全帯域における解像度を向上させ「表現力」の豊かさが増し、よりリアルに空間を鳴らします
- ヘッドホンで感じる立体的に広がる音場をイヤホンで味わえます
- ハウジング後部のブラスリングに伝わる不要な振動を吸収する“ウッドリングアブソーバー”を搭載
- イヤーピース内の反射音を拡散させることで、音のにごりを抑制し、クリアなサウンドを実現する“スパイラルドットイヤーピース”を採用
- MMCX着脱式コードと、新たにアルミスリーブ・アルミエンドを装着したL型プラグを採用
高級イヤホンはこれが初めてですが、今まで使ってたイヤホンは何やったんや?と思うくらいヤバいです笑
JVC ha-fx99x も使ってますが、fx99xを聴いてfx1100 に替えたら解像度の違いが一目瞭然!立体感が出ます!
低音もやばいです!ボンボン来ます!楽器の音も一つ一つがよく響いて、流石WOODやなと感じさせてくれます!
私は試聴せず購入しましたが大変満足してます。オーテクのイヤホンはシャリシャリしてて耳が疲れますが、JVCはいくら聴いても疲れずとても聴きやすいです。出典:https://www.amazon.co.jp/
❷ミッドレンジモデル(ラディウス radius ハイレゾ対応イヤホン)
▼【迫力の重低音サウンド】radiusが誇る重低音モデル
- ダイナミックドライバーのボイスコイルから漏れる磁束をマグネットの反発磁力によって閉じ込め、磁束密度を高めることで「感度」「音質」が向上
- 【スタイリッシュなデザイン】洗練されたスタイリッシュなデザインで、音質だけでなく装着時の見た目も楽しめます
- 【ディープマウントイヤーピース】radius独自開発の「ディープマウントイヤーピース」を採用
- 従来型とは異なりフィットするエリアが広い形状が特徴で、 優れたフィット感で耳にやさしい装着感、高い遮音性、豊かな低音再生を実現
- 独自機構の「アジャスタブルポート」でイヤーピースの装着位置を2段階で調節でき、好みに合ったポジションで装着できます
- 耳にしっかりフィットさせることで低音域を逃さず遮音性も高め、耳へのストレスが軽減
購入当初は高音域がざらついた透明感の無い音でしたが、エージングが効いたのかいつの間にか解消されました。
ボーカルは埋もれる事なく自然に前に出てくる感じで、聴き疲れません。
低音域は一番気に入ったところですが、よくある異常に盛ってる破れ大太鼓のような重低音ではなく、タイトにそして立ち上がりの早い輪郭のはっきりした気合いの入る重低音を出します。出典:https://www.amazon.co.jp/
❸エントリーモデル(final E3000 カナル型イヤホン FI-E3DSS)
▼音響工学、心理学に基づいた音作り
- 最新の音響工学、心理学の研究成果を踏まえた音質設計 高い解像度とフラットでナチュラルな音質で、定番と言える製品です
- 強調した音域を作らないことで、高い解像度と広いサウンドステージを実現しました。 低音から高音までバランス良く再生することで、ホールで音楽を聴いているような音の広がりを体感していただけます
- 一聴したときのアピールよりも、長く使うほどに良さを感じる「定番」と呼ばれることを目指した、ナチュラルな音質を追求した製品
あっちこっちのレビュー、finalのHPを見て、「空気感、ライブ感、臨場感、生音感」というワードにこりゃいいぞと思って購入しました。普段自分の演奏を録音して聴く機会が圧倒的に多いので、こういうフラットなモデルに興味を持ちました。出典:https://www.amazon.co.jp/
インナーイヤー型イヤホン


インナーイヤー型イヤホンの特徴
- インナーイヤー型のイヤホンは耳殻(耳の穴の縁)に引っ掛けて装着するタイプです
- 一昔前は主流でしたが、近年はカナル型に押されて減少傾向にあります
- 簡単に装着できるため耳に違和感を感じにくく、長時間使用しても疲労を感じにくいのが特徴
- また、音を発生させるドライバーを大きくできる設計上の特性があるため、開放感のある高音域の表現を得意としています
インナーイヤー型イヤホンのメリット
- 音の臨場感と空間を最大限に表現できる
- 装着時は付けやすく、取りやすい
- 耳に差し込まないので、違和感や疲労感は生じない
- 外部の音が聴こえる
インナーイヤー型イヤホンのデメリット
- 音の臨場感と空間は良いが、低音に弱い
- 耳の奥までイヤホンを入れないので、音漏れがする
- 外部の音が聴こえるので、雑音が入る
- カナル型イヤホンが優勢で商品の綱揃えが少ない


インナーイヤー型イヤホンのおすすめ3選
①ハイエンド(RHA MA750 Wireless Bluetoothイヤホン)
▼プレミアムワイアレスオーディオ
- 日本では発売以来脅威の売上数を誇り、ミドルクラス有線イヤホンとしては確固たる地位を確固している”560.1ダイナミックドライバー“を搭載しています
- サウンドシグネチャーはフラットなウェルバランスながらも、パワー溢れる正確で透明感の高いサウンドを全帯域にわたって提供します
- ネックバンドは着用時に優れた装着感をもたらします。また、ユーザーの手元で基本的な端末操作を行うことができるユニバーサルコントロールボタンも備えています
- 高い空間表現力を備え、類稀なるパワー、精密さをもって音楽再生を可能にしています
音域の広さを感じました。低音がしっかり出ていて、高音もスカスカではない。SHURE程の外音遮断は無い。一般的なイヤホンよりはしっかり外音遮断してくれている。作り、デザイン、取り回しは良く、個人的にはモノとしての所有欲は満たされます。
音質については個人の感覚ですが、モニターライクではないものの、解像度や抜けは良く、低音も適度にあります。
ただし、値段を考慮した場合にコストパフォーマンスが良のかどうかは、私にはわかりません。出典:https://www.amazon.co.jp/
②ミッドレンジ(audio-technica イヤホン ATH-CM707)
▼音の厚みを補完し迫力ある低域再生を可能
- 大口径ドライバーとレゾナンスダクト構造により 高解像度再生を実現するインナーイヤーヘッドホン
- インナーイヤーヘッドホンにありがちな低音の音抜けを補完する新設計レゾナンスダクト構造を採用。しっかりとした低域再生が楽しめます
- インナーイヤーヘッドホンとしては最大級クラスを誇る、新開発φ15.4mmドライバーで解像度の高い中高域再生を実現
- 筐体には削り出しのアルミ合金を採用し軽量化。ブッシュ部には弾性の高いエラストマー素材を使用し、クランク処理を施すことでリスニングポイントのズレをなくして装着感を向上
- 本体0.6m+0.6m延長コードを採用。さまざまな利用シーンに合わせてコードを調整し、お使いいただけます
このオーディオテクニカは、低音は若干控えめだが、よく聞いてみると、ちょっとタイトながらきちんと重低音まで出てますね。そして、中高音の切れが良くドラムのハイハット系の高音をしっかりサポートしているので、繊細感と透明感があって、曲によってはなかなかいいですね。ネックは、以前買ったときは3000円くらいだったと思うが、今は倍。 インナータイプでこれより良いのに遭遇したことが無いが、値段が高いので評価は4.2くらいかな。出典:https://www.amazon.co.jp/
③エントリーモデル(PHILIPS SHB5250 Bluetoothイヤホン )
▼パワフルなサウンド再生を実現
- パワフルなサウンド再生を実現するため14.2mm大型ドライバー採用
- アウトドアで快適に音楽再生を楽しめるよう、絡みにくい形状のフラットケーブルを採用
- ケーブルの断線を防ぐフレックスグリップ ケーブルリリーフ採用
- 音楽から音声通話に切り替え、音量設定や曲送りができるコントロールマイク付
装着感がイマイチですぐ耳から外れていたのですが、他社製のAirPodsなどにはめるシリコンカバーを後付けしたら快適になりました。音も悪くないし、首をブンブン振ってももう落ちません。これはイヤホン部がEarPodsとほぼ同じデザインなので、違和感なくつけることが出来ました。左右に顔を向けると外れそうな感覚があって気になりますが、(特に、左側は少し大きめのコントロールボタンがあるので)、だいたい外れることはありません。しかし、そのままジョギングなどに行くとバッテリー部が垂れ下がってケーブルを引っ張り、耳から外れてしまうので服にクリップなどで留める必要がありました。出典:https://www.amazon.co.jp/


耳掛け型イヤホン


耳掛け型イヤホンの特徴
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耳かけ型は、耳の付け根部分にイヤーフックをかけて装着します
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装着中の安定感が高いので、ウォーキングやランニングなどのスポーツをしながら使用したい方に最適です
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有線イヤホンや左右一体型のワイヤレスイヤホンのモデルが主流ですが、最近では左右独立型のモデルもラインナップしています
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動きの激しいトレーニングでも安心して使いやすいタイプです
- 耳かけ型のイヤホンは、ヘッドホンと同じように耳の外側にイヤーフックを引っ掛けて使用するイヤホンの種類です
- ほかの種類に比べて安価ではありますが、音質などを理由に現在は衰退傾向にあります
耳掛け型イヤホンのメリットとデメリット
【メリット】
- カナル型やインナーイヤー型と違って耳の内部にイヤホンが触れないため、使用時に違和感や疲労感がほとんどない
- そのため、耳にイヤホンを入れることが苦手な方にもおすすめ
- 耳の形状にフィットしやすいモデルも多いため、スポーツシーンでも活躍します
【デメリット】
- ほかの種類に比べて安価ではありますが、音質などを理由に現在は衰退傾向にあります
耳掛け型イヤホンのおすすめ2選

①ハイエンド(Powerbeats Pro-Apple H1ヘッドフォンチップ)
▼ワークアウトのために進化を遂げた高性能イヤホン
- 調整可能でぴったりフィットするイヤーフックにより、軽量で優れた安定性と付け心地を実現
- タフなワークアウトにも対応できる耐汗/防沫仕様
- 左右どちらのイヤーバッドでもボリュームとトラックを自在にコントロール可能。音声機能、自動再生/一時停止機能も搭載
- ダイナミックな音域とノイズアイソレーションにより、バランスの取れたパワフルなサウンドが実現
- Apple H1 ヘッドフォンチップ搭載。Class 1 Bluetooth テクノロジーに対応、通信範囲が広く音が途切れる心配もありません
- ケースを開ければすぐに使用できます
Appleファミリー製品としてのiPhoneとの安定した接続性はそのままに、フック型の安定感ある極めて軽いつけ心地、耳とのフィット感も最高です。肝心の音質は、Apple買収後のBeats製品の傾向の通り、フラット。クセがなく万人うけする聴きやすさで使い心地も含めれば満足出来る水準ですが、完全ワイヤレスである事を割り引いてもやや解像感には欠け、コストパフォーマンスとしてはそれなりです。AirPodsに比べると圧倒的な固定感があり、安心感があります。一方で、耳フックは少々固めなので、気になる人は気になるかもしれません。AirPodsやNAUAL NT01などの耳の中に収まる系の完全ワイヤレスイヤホンに比べると、確実に「耳に付けている」接触感はあります。出典:https://www.amazon.co.jp/
②エントリー(MAXROCKスポーツ イヤホン 有線 耳掛け型)
▼調節可能なイヤーフックデザインのイヤホン
- 着けると凄く快適しながら相応しい調節可能なイヤーフックデザインのイヤホンので、1日中着けでも快適で、しかも決してずれ落ちません
- 伝えたサウンドはとでもクリアーしながらダイナミックです、内蔵型マイク付、通話でき、リモート音量調整可能、集中力が途切れません
- 人間工学的な角度に基づいたのでノズルが付いて居て、オーバーイヤー型でフィットしてると思い、例えランニング中にしていてもイヤホンのストレスが効果的に緩和されます
- マイク:会話を始めると、大半のスマートフォンの音楽を一時停止しながら、iphoneシリーズやiPodの音楽機能をスキップしてくれます


接続方式別イヤホンの種類
接続方式別イヤホンの種類につきましては、関連記事の方をご覧ください。詳しく記載されています。
イヤホンの種類は多数・まとめ
イヤホンの種類、本当に驚くほどあります。今回は付け方(装着方法)の分類からアプローチしてみました。カナル型が主流になって、インナーイヤー型や耳掛け型は衰退の方向みたいです。接続方式からの分類ではワイアレスの完全分離型が主流になりそうです。使い勝手から、完全分離型で音質面ではハイレゾ対応のイヤホンが安くなればと思っています。ご自分の好みのイヤホンは見つかったでしょうか、ぜひ時間を十分かけて、検討して見てください。