コンポは、スピーカーを通して音源を楽しむオーディオシステム。ワイヤレス化やハイレゾ対応が進み、性能や使い勝手が向上しコスパも改善されました。
コンポは正式にはコンポーネントステレオと呼ばれるモノで、CDが主流の時代には「ミニコンポ」が普及して話題になりました。
CDは音楽配信サービスにその座を奪われましたが、CDを聴くこと自体は今なお、すたれてはいません。
コンポの中でも小型で場所をとらないので、棚や机のうえにでも置けるミニコンポはいつの世でも人気があります。
そこでコスパが良く、CDやMP3などの圧縮音源もハイレゾで再生できるミニコンポのおすすめ5選を取り上げました。もちろんWi-Fi、Bluetooth、ストリーミング再生にも対応しています。ぜひ選択の参考にしてください。

ミニコンポおすすめ導入のメリット

ミニコンポ選び方とは・・
ミニコンポとは音楽を再生するオーディオ機器であり、スピーカーやアンプ、CDプレーヤーなどが組み合わさった「コンポーネントステレオ」の小型版です
CDを聴いたり、USBに収録した音楽ファイルを再生したりするほか、スマホやタブレットをワイヤレスで接続して音楽を楽しめる機能も多くのモデルで採用されています
- ミニコンポにはスピーカーと本体が分かれているセパレートタイプや、本体とスピーカーがひとつになった一体型があります
ミニコンポおすすめのメリット
- ミニコンポと呼ばれる通り、小型で省スペース、どこにでも置ける
- 小型でも性能的には、CD、FM、PM3などの圧縮音源再生可能
- フル装備でハイレゾにも対応、スピーカーは分離していて、後で交換可能
- 基本的には机の上、もしくは脇の飾り棚などに設置し、BGMとしても利用できます
- スピーカーから音を出すとヘッドホン/イヤホンよりも音の広がりが感じられることが多く、空間を使用した聞こえ方で音楽を楽しめるところが最大の魅力です
- 高いコスパと満足感で部屋の中で良質な音楽が存分に楽しめます
ミニコンポの上手な選び方

ミニコンポ選び方の基本的考え方
- ミニコンポにはスピーカーと本体が分かれているセパレートタイプや、本体とスピーカーがひとつになった一体型があり、それぞれ使い勝手が異なるため注意が必要
- 設置スペースに問題がないかや、お気に入りのスピーカーと交換できるのかなど、使い方を考慮して選択することが大切
- 接続方式は有線以外にWi-Fi、Bluetooth、USB接続ができのかどうかも重要
- 音質も重要でハイレゾ対応のコンポを選択する
- 自分の好みのデザインかどうか
ミニコンポを選び方10のポイント
- コスパは良いか
- デザインは良いか
- 本体とスピカーはセパレート型か
- ハイレゾに対応しているか
- 無線LAN(WiFi)はついているか
- Bluetooth対応か
- USB接続可能か
- ストリーミング対応か
- CD再生装置はついているか
- FMワイドラジオはついているか
①セパレート型
本体とスピーカーを離して設置できるため、設置の自由度が高いところが魅力。本体部は操作が簡単なように手元に置いておいて、スピーカーは少し離して置いて音に広がりをもたせるといった使い方が可能です
また、オーディオ機器はスピーカーを交換すると音の聞こえ方が全く違うため、スピーカーを自分好みのものに交換して使いたい方にもセパレートタイプがおすすめです
②接続方法の多様化
本体とスピーカー接続は有線接続他は無線接続が優位
ワイヤレスと違ってケーブルを繋がなければならないという一手間が必要ですが、ワイヤレスならではの「通信状況の悪化による音飛び」などが発生しないという利点があります
③PCオーディオ可能なUSB接続
プレーヤーをいちいち接続しておくのがめんどくさい時などに、繋ぎっぱなしでき、音楽を変えたい時にはUSBメモリに格納している音楽を変えるだけで大丈夫です
PCに音楽ファイルや容量の大きいファイルを保管していたり、家で楽しみたい人はUSBでの接続ができるミニコンポを選ぶといいでしょう
④ハイレゾ対応
ハイレゾとは、購入してインターネット経由でパソコンやスマートフォンにダウンロードして再生する音源で、特徴は音楽CDを超える音質であるというところです
ハイレゾ音源をいれたUSBメモリをUSB端子に挿したり、USB端子からパソコンに接続したりすることで、高音質で音楽を楽しめるミニコンポがあります
⑤設置場所に適したサイズ
コンパクトで設置が便利であるところが魅力のミニコンポですから、選ぶ時にはどこに置くのかを決めておきましょう。重要なことはミニコンポのサイズと設置場所のスペース
セパレート型なら本体をどこに置いてスピーカーをどこにどんな向きで置くと設置性と音質面で満足できそうか、などを考えてから購入するといいでしょう


ミニコンポおすすめモデル5選

ミニコンポは簡単お手軽に設置できて高音質での音楽再生ができるところが魅力。しかし、製品によってできることが違っていますし、価格も高いものから安いものまでいろいろ
いざ購入しようと思っても、選択肢が多すぎてどれにすればいいか迷ってしまうということも珍しくないでしょう
ミニコンポ選びに迷った時は、この記事を参考にして自分に合ったミニコンポを探してみてください
Denon (デノン) RCD-N10 + SC-N10 オールインワン・ネットワークコンポ


HEOSアプリで様々な音楽ソースを自在にコントロール
- ワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」のテクノロジーを搭載ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)やUSBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、Bluetooth®機器など、多彩な音源を再生する
- ハイレゾ対応ネットワークオーディオ機能/USB-A入力 (DSD 5.6MHz、PCM 192 kHz / 24 bit)
- ストリーミングサービス対応(Amazon Music、Spotify、AWA、Sound Cloud)
- CD、FM/AMラジオチューナーも搭載
- 増幅部には高音質で高効率なデジタルアンプを搭載。コンパクトサイズながら65W + 65W(4Ω)の大出力で活き活きとした躍動感あふれる音楽表現を可能
口コミ
全体的にバランスがよく、ALACやAirPlayに対応している点が気に入りました。操作性に関して、ボリュームがつまみでなく、タッチ式なのが不便です。音質はミニコンポとしてはとても良く、中低音が綺麗に出て、低音の迫力もそこそこあります。マランツの同等機種ならボリュームがつまみでないものの、スイッチ式なので、比較した方が良いと思います。
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Marantz(マランツ) ・ M-CR612 ・ネットワークCDレシーバー

シンメトリーレイアウト、3ピースのフロントパネル
- 機能・仕様面では「デノンRCD-N10」とほぼ同じ※姉妹会社のため
- マランツに受け継がれるデザインエレメントを纏ったクラシカルかつエレガントなフォルム
- ストリーミング(Amazon Music、AWA、Spotifyなど)、インターネットラジオ、AirPlay 2対応
- ハイレゾDSD(2.8 / 5.6MHz)、FLAC / WAV / Apple Lossless(192kHz / 24bit)に対応
- 最大出力60W+60W、ローノイズPWMプロセッサー、超低ESRコンデンサー採用によりノイズ低減を実現
- 新機能のパラレルBTL、バイアンプで高音質化。2組のスピーカーの独立ボリュームコントロールも可能
- CDプレーヤー機能を搭載。データディスク(MP3 / MWA)の再生にも対応しています
- 「ワイドFM」対応FM / AMチューナー搭載
- ネットワーク / USBメモリー対応フォーマット
- スピーカーは別売
口コミ
パラレルBTL設定とノーマルでは、明らかに音質が違います!ダリのスピーカー Zensol1との組み合わせですが、空間の広がりと音圧がこれでもかと言うくらい表現されます。Wi-Fi設定も簡単に出来ました。スマホのブルートゥースによる音質もクォリティーが高く気に入っています。残念なところはFMチューナーのノイズです。後、ブルートゥースの音が時々途切れます。仕方ないでしょうか。しかしM-CR611が安くなっていたけど、予約注文して待って良かったです。
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SONY(ソニー) ・ CMT-SX7 ・マルチオーディオコンポ

ワイヤレスも高音質
- Bluetooth伝送では、既存技術に比べ最大約3倍の情報を伝送できるコーデック技術LDACに対応ハイレゾ音源をはじめとするさまざまな音源を高音質で楽しめます
- ネットワークでは、伝送率の高い5GHz帯をカバーするWi-Fi規格「IEEE 802.11a/n」に対応。通信速度と安定性が向上したことで、情報量の多いハイレゾ音源も途切れにくくなり、高音質で快適なワイヤレスリスニングが楽しめます
- サーバー機能に対応したパソコンやNAS(ネットワーク対応HDD)、タブレット、スマートフォン、Android(TM)対応ウォークマン等に保存している音楽をワイヤレスで再生できます
- CD音源などと比較して、高容量のハイレゾ音源も、高音質のまま再生できます
さまざまな機器の音源の再生や、CD・ラジオの録音も可能
口コミ
私は、現在のところ圧縮音源のWMA(CDをPCに取り込んだ)を再生して楽しんでいます。ハイレゾ音源ではありませんが、(1)Bluetooth、(2)Wi-FiでLAN接続 で飛ばして使用しています。音質は、高級スピーカーは持っていないので比較できませんが、低音がよく響きとても良い音です。家で音楽を聞く場合、大音量では聞けないので、私はこれで十分満足です。
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Panasonic(パナソニック) CDステレオシスム SC-PMX90

幅広い使い方ができるハイレゾ音源対応
- ハイレゾ音源再生対応CDの約3倍~6.5倍(24bit/96kHz~24bit/192kHz)
- DSD再生に対応(対応フォーマット:2.8MHz)
- USB-DAC機能搭載(USBケーブルをPMX90につなぐだけで、パソコンなどに保存したさまざまなハイレゾ音源を高音質のまま再生できます)
- USBメモリー再生(ハイレゾ音源を再生できます。またUSB接続は、MP3、AIFF、AAC、FLAC、WAVのフォーマットに対応しています)
- Bluetooth®対応(対応コーデックAAC/SBC)
- WiFi、Spotify対応
口コミ
以前もパナソニックのコンポを使用してましたが、音は比べ物にならないぐらい良いです。高音はよく出るのに、ドラムの音とかのシャカシャカ音気にならず、聴きやすく低音は個人的にはもう少しパンチがあっても良いなとは思いますが、それでもしっかり重低音かかっていて、高音と低音のバランスがよく迫力があり音は良いです。Wi-FiとBluetooth接続でここまで音の違いがある事に驚きました。Wi-Fiで接続すると普通に聞く分にはCDと変わらない音質で音は綺麗ですが、Bluetoothで接続すると、ハッキリ言って音悪いです。高音が出にくく音がこもる感じで低音も迫力が無くなります。Bluetoothをメインに使う予定で購入したので、少しがっかりでした。Wi-FiではAmazonミュージック等の音源を聴けなく、Bluetoothで接続するしか聴けないので…
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ONKYO (オンキョー) X-NFR7FX(D) CD/SD/USBレシーバーシステム

オーディオマインドが息づくミニコンポの定番機
- USBメモリーでのハイレゾ音源(WAV/FLACの96kHz/24bitまで)の再生に対応
- iPod touch/iPhone、AndroidスマートフォンやPC等、NFC&Bluetooth機能でスマートフォンの音楽を簡単ワイヤレス再生
- さまざまなインテリアとも調和する、ナチュラルな木目仕上げのスピーカー
- 高精度CDドライブ(MP3、WMAディスク再生対応)
- 各15局メモリー可能なFM/AMチューナー内蔵(FMオートプリセット可能)
- USB端子を搭載。USBメモリーにストックされた音楽ライブラリの高品位再生やUSBメモリーへの録音を実現
CDをレンタルし、パソコンにてCDにコピーすることにより、現在音楽を楽しんでいます。手持ちのオーディオはCDとミニディスクの利用であったため、USB使用のオーディオが必要となり、オンキョウのミニコンポを購入しました。何と言っても音楽一筋に開発に取り組んでいるオンキョウが一番です。昨年30畳の書斎を新築しましたので、コンパクトで音質もよく、非常に気にいってます。
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ミニコンポおすすめ5選・まとめ
こだわりのミニコンポおすすめ5選、いかがでしたか?選定の条件は上に掲げた10のポイントをすべて満たしているモノ、10万円以下で買えるモノに絞りこんで選びました。結果としてコンポ3メーカー(ソニー・パナソニック・オンキョー)とデノン、マランツが残りました。順位付けはあくまで参考です。ご自分に合ったミニコンポを選んでください。