ぶらり四季散歩 名古屋・尾張四観音とは
尾張地方には、観音様を本尊としておまつりしている荒子観音寺、龍泉寺、甚目寺観音、笠寺観音という4つの寺院があり、これら4つの寺院は「尾張四観音」として、観音様の慈悲を求める民衆の信仰を集めました
名古屋城築城後、名古屋城から見て四方にあるこれらの寺院は名古屋城を鎮護する観音様とされ、
名古屋城から見てその年の神様がいる方角に当たる恵方に一番近い寺へお参りするとご利益があると言われる
恵方は、1、甚目寺・2、笠寺・3、龍泉寺・4、荒子・5、笠寺の順にて回っていきます

2022年恵方「甚目寺観音」

仏教が伝来した宣化3年(西暦538年)よりわずか60年後の推古5年(西暦597年)
伊勢甚目村(いせはだめむら)の漁夫、龍麿という人が、江上庄の入り江(現在の甚目寺の東南約200m.あたり)で魚をとっていました
その網に黄金の聖観音像がかかり、歓喜し入り江の北にお堂を建て像を納めました
甚目寺の始まりと言われています。法隆寺や四天王寺に次ぐ我国有数の古刹


2022年恵方「甚目寺観音」の節分風景




- 2022年2月3日の恵方節分会はかなりの人出で、にぎわっていました
- 屋台もかなりの数出ていて、これも人気でした
節分会の境内の様子









アクセスメモ
【住所】あま市甚目寺東門前24
【アクセス】名鉄名古屋本線「甚目寺」駅より徒歩5分
ぶらり四季散歩 名古屋・まとめ
甚目寺観音は尾張四観音の中でも最大の規模を誇り、参拝客もかなり多い。特に節分の豆まきはすごい人出。三重の塔も立派な建物、歴史を感じる。
