平安時代中期に陰陽師・安倍晴明の一族が京都を追われ現在の名古屋市千種区清明山に移り住んだ折に境遇の似た菅原道真公の御霊を崇め祀られたのが上野天満宮の始まりで江戸時代に矢田川の氾濫により現在地に移動後も頭脳明晰な道真公の誠実な生涯と徳を称える名古屋天神として愛知県内外から広く崇敬を集めている
上野天満宮のあらまし
- 無病息災、各種試験への合格祈願に御利益があるとされ、名古屋天神とも呼ばれる。名古屋市により史跡・名勝に指定
- 平安時代中期に安倍晴明一族が当地に住んだ頃、菅原道真の御神霊を祀ったのが起源とされる
- 全国各地の天満宮の多くにも共通することだが、上野天満宮の境内にも二体の『なで牛』と呼ばれる牛像があり、頭をなでると賢くなる、身体の具合の悪いところをなでると良くなると言われる
上野天満宮の天神みくじ
- おみくじは3種あり、おのおの特徴がある。みくじの中に縁起物の入ったもの
- 水占みくじといって五芒星プールの水中にいれて字を読むもの
- 天神みくじといって、みくじに天神人形がついてくるもの
境内にはおみくじ人形がところ狭しと並んでおり、自宅に持ち帰らず境内に並べておいてある。数が多いので壮観である
上野天満宮の撫で牛
撫牛とは、自分の身体の病んだ部分や具合の悪い部分をなでたあと、その牛の身体の同じ箇所をなでると、悪いところが牛に移って病気が治るという俗信であり、風習である
上野天満宮のご利益
上野天満宮は、学業成就(受験合格)にご利益があるとされていて、名古屋天神とも呼ばれる。 その他にも、除災招福、安産子授け、病気平癒、交通安全、家内安全、商売繁盛、良縁成就などのご利益がある
上野天満宮の晴明殿
晴明殿に祀られている神様は、旧鍋屋上野村(愛知県名古屋市千草区)内外に鎮座していた神々を合わせてお祭りしている
晴明殿の前にある御清水で水占いができる。龍神様と五芒星が描かれている。水に入れると五芒星のみくじが浮かび上がる
上野天満宮アドレス地図
愛知県名古屋市千種区赤坂町4丁目89番地
電話:052-711-6610 ファックス:052-711-6602
社務所・授与所
■受付時間 午前 9:00~午後 17:00(年中無休)
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