最近はハイレゾ音質を提供している音楽配信サイトやサブスクリプション音楽配信サービスも増えてきた。ハイレゾに対応しているスマホの販売も増加している。いよいよ、スマホでハイレゾが聴ける時代に突入した。中でも一番の特徴は1万円を切る価格のハイレゾ対応機が各メーカーから新製品として続々販売されている。そこで、ハイレゾとは何なのか、どうやって聴けばいいのかについて解説し、ハイレゾを聴くための方法を紹介する。そしてハイレゾの決め手は『イヤホン』であり、そのおすすめとして『アンカー Soundcore Liberty 4』を推薦する
ハイレゾとは何か
- 「ハイレゾ」とは、従来のCDを超える情報量を持つ高音質音源
- 圧縮音源では伝えきれなかったレコーディング現場の空気感やライブの臨場感を、 より感動的に体感できる
- ビット数の高さと、より細かなサンプリングに よって、楽器や声の生々しさや艶などのディティールがきめ細かく表現される
- ハイレゾはHigh Resolution (ハイレゾリューション)、「高精細」「高解像度」という意味。文字通り、ハイレゾ音源は、CDのクオリティに対して約3倍~6.5倍の情報量
ハイレゾをスマホで楽しむために必要なもの
1.ハイレゾ音源
- ハイレゾはCD音源を超える音質、CDから録音した音楽はハイレゾとはいえない
- したがって、ハイレゾで音楽を聴くには音楽配信サービスを利用する
- 音楽配信サービスには気に入った曲だけを購入できる音楽配信サイト
- 月額料金を払うと聴き放題になるストリーミングサービス(サブスク)
ハイレゾ音源を提供しているサブスク
※現在ストリーミングサービスでハイレゾ音源を提供しているのは上記2社
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2.ハイレゾ対応のスマホ機種
SONY Xperia、SHARP AQUOS、富士通 arrows、SAMSUN Galaxy、Google Pixelなど対応機種も沢山でてきた。スマホ側もコーディックとしてはLDACとaptX Adaptiveの2種のコーディックのいずれかを満たしている必要がある
※ Android 以外のiPhoneはハイレゾには対応してない
バッテリーの容量が大きいものを選ぶ
ハイレゾ音源は音質が良い反面、データ通信量や転送量が増える。その分バッテリーを多く消費するため、バッテリーの容量が大きいスマホを選ぶと良い。バッテリー容量の大きいスマホを選べば、普段の使用や、ハイレゾ音源での音楽の再生時間が増えても安心して使える
micro SD カードスロットがついているものを選ぶ
ハイレゾ音源はデータ量が多いので、60 分のアルバムをダウンロードするためには 4 GB の容量が必要(FLAC 192 kHz / 24 bit の場合)。スマホ本体のストレージだけでは、容量がすぐにいっぱいになってしまう可能性がある。スマホに micro SD カードスロットがついていれば、micro SD カードを挿入することで容量が拡張されて、ハイレゾ音源でもより多く保存することが可能になる
マルチタスクをするなら高スペックのスマホを選ぶ
スマホでハイレゾ音源を聴きながら、ウェブや SNS の閲覧など別作業を並行して行うなら、スペックの高いスマホがよい。CPU やメモリのスペックが高いものを選べば、ハイレゾ音源を聴きながらマルチタスクをしても、スマホが重くなってフリーズする可能性が下がる
3.ハイレゾ対応のワイアレスイヤホン
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アンカー Soundcore Liberty 4 に決めた理由
- コストは1万5千円とやや高いが、性能音質面で最高レベルに近い『Anker Soundcore Liberty 4』を一番におすすめ
- 過去に購入した1万円以下の製品は全て故障、品質不良等に悩まされた。やはり1万円以下は危険?
- 試聴の音が最高に好み、LDAC対応と3Dオーディオにも興味あり
- 『EarFun Air Pro 3』はやや線が細い音色、それとハイレゾコーディックがaptX Adaptiveでこれはすでに持っている
- 『SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS』はイヤホンの形状が「インナーイヤー」式でノイキャンも効かない
- 最初から『Anker Soundcore Liberty 4』が欲しくて後悔しないために、検証した。結果間違いなかった
Anker Soundcore Liberty 4 を2週間使用した後の感想
- いままで、使用したイヤホンの中で最高。もちろんコスパ最強!
- 3万円クラスのイヤホンとそん色ない。音の透明感、臨場感など繊細でリッチなサウンドはまさしくLDAC高音質
- Anker独自のドライバー「A.C.A.A 3.0」搭載が十分機能し、小さな音まで鮮明
- 3Dによる360°の音響体験:独自のアルゴリズムでリアルタイムに音源を処理しライブ会場や映画館にいるような音響体験を実体験。頭の動きを検知・追従するヘッドトラッキング機能にも満足
- ウルトラノイズキャンセリング 2.0は想定外のレベル、外音取り込機能も十分実用性あり
- アプリの出来もすばらしく、文句の付けようがない
ハイレゾ音楽を楽しむために
ダウンロードには充分なストレージが必要
ハイレゾ音源はデータ量が多いため、ダウンロードする際は、スマホの空き容量を十分に確保しておく必要がある。初期設定では、データの保存先は本体ストレージになっているので、スマホ本体の容量が少ないときは、容量の大きい micro SD カードを用意して、micro SD カードに直接ダウンロードする設定にしておく。 音楽配信サイトによっては micro SD カードなどの外部ストレージへ直接ダウンロードできるように設定できる
ストリーミングには通信速度が必要
ハイレゾ音源はデータ量が多いので、電波が悪いと、ストリーミング再生では途切れ途切れになることがある。また、スマホのモバイルデータ通信で聴くと、すぐに通信量が上限に達して、通信制限がかかってしまう可能性がある。サブスクリプション サービスからストリーミング再生で聴くときは、安定したネット環境のもとで聴くようする。できれば事前にWiFiでダウンロードしておき、外ではオフラインで聴くようにする
関連記事>>>サブスクの曲を全数ハイレゾへ DSEEアップスケーリング
スマホでハイレゾ 決め手はイヤホン まとめ
スマホでハイレゾ第二弾として『決め手はイヤホン』というタイトルで述べてみた。全部の記事をお読みいただいてる方には、重複する部分もあり申しわけなく思っている。今回は何といっても『Anker Soundcore Liberty 4』イヤホンにつきる。どうせイヤホンなんか3万から4万円位でないと、大したものはないと思っていた。ところが全くの想定外、良い方に目が出て大喜び。もし、迷って見える方は1万5千円を出して買って下さい。まず、期待している以上の出来ばえだ、確信している
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