陰陽師、安倍晴明を祀る名古屋晴明神社魔除け・厄除けにご利益

名古屋晴明神社
名古屋晴明神社パワースポット
名古屋晴明神社アクセス地図
- 名古屋晴明神社周辺の風景
名古屋晴明神社まとめ

名古屋晴明神社

名古屋晴明神社の沿革

名古屋晴明神社（なごやせいめいじんじゃ）は愛知県名古屋市千種区清明山1-6にある、陰陽師安倍晴明を祀る神社
987年安倍晴明(安倍晴明では無くその一族という説もあり)が2〜3年の間、尾張国狩津荘上野邑(現在の名古屋市千種区上野辺り)に住んでいた
当時、蝮蛇(まむしヘビ)が多く民が困っていたところ、安倍晴明が蝮封じの祈祷を行ない封じた伝説がある
江戸時代中期ごろ、また蝮蛇の被害が出るようになったため、安倍晴明の住居跡地に安倍晴明の神霊を勧請したのが晴明神社の始まりで、その後は蝮蛇がいなくなったと言われる
戦後1949年県営清明山住宅の建設の際に祠を撤去し移設したところ、工事中の足場が突然崩れ、作業員が亡くなる事故が2度続いた
事故後、工事で地中を掘った際に石碑が見つかり文字がわかりづらいため、和紙で拓本したところ「安倍晴明」という文字が浮かび上がり、1967年の県営清明山住宅の完成後、地元の支援のもと、再びこの地に現在の祠を建てた
小さな境内では有りますが安倍晴明にあやかり、縁結びの御神徳として恋愛成就を祈願する絵馬も多数ある
こじんまりとした社務所もありますが開いているのは火水木土日の13時から16時でステッカーや御守りなどを購入できる

陰陽師安倍晴明とは

平安中期の陰陽家。系図類によれば，8世紀はじめの右大臣阿倍御主人（あべのみうし）の系譜を引き，益材の子
960年（天徳4）に天文得業生として歴史に姿をあらわし，以後，天文博士・主計権助などを歴任して，大膳大夫・左京権大夫となる。極位は従四位下
賀茂忠行・賀茂保憲父子を師として天文道・陰陽道を学び，名声きわめて高く，天文密奏（天文の変化をいちはやく察してその吉凶を占いこれを天皇に奏すること）をはじめ，天皇・貴族の陰陽道諸祭や占いに従事
その占験の能力についての神秘的な伝説は，古くから数多く伝えられている《今昔物語集》には，識神（式神）（しきがみ）（陰陽師が術を用いて駆使する神）を自在に駆使して老僧との術くらべに勝った話や，草の葉を投げて蛙を殺した話が載せられており，後世，日本第一の陰陽家としてあがめられた

名古屋晴明神社にまつわる七不思議

「名古屋晴明神社の七不思議」と言われる不思議な現象が起きている。不思議な力を感じるものばかり。伝わっているお話だけでなく、実際に体感できたり、写真として記録が残っていたりするものもある

名古屋市内で雨が降っていても、晴明神社周辺は降っていないことがある
旧日本陸軍の兵士がご神体の碑を動かしたところ高熱に。元に戻すと熱はすぐにひいた
県営住宅建設の際に、塚と祠を撤去しようとすると事故が二度起きた
平成13年の神事で、焚いた炎がキツネの形に変化した(※晴明の母は”葛の葉”という名前の狐だとの伝説がある)
手桶の水道は名古屋市営の上水道だが、カルキ臭がしない
神社職員が毎日狛犬を撫でていると、心臓病が発見された。精密検査の結果、心筋梗塞の一歩手前である事が判明。手術をして彼は助かった
神社職員が事故で頭に傷を負った。病院で手術が必要と言われたが、毎日狛犬の頭を撫でているとケガが自然に治った

名古屋晴明神社パワースポット

五芒星がいたるところに存在する境内

五芒星は、陰陽道では魔除けの呪符、印にこめられたその意味は、陰陽道の基本概念となった陰陽五行説、木・火・土・金・水の5つの元素の働きの相克を表したものであり、五芒星はあらゆる魔除けの呪符として重宝された。日本の平安時代の陰陽師、安倍晴明は五行の象徴として、五芒星の紋を用いた

狛犬をなでる

参拝時に狛犬を撫でることでも恋愛成就のご利益が得られると言う
女性は右の狛犬を、男性は左の狛犬を撫でると恋愛運が急上昇するそうなので休日は
右の狛犬の前に大行列が出来る日もあるとか⁉

神殿前の狛犬、ぜひなでてみてください。男性は向かって左の狛犬、女性は右の狛犬の自分の身体が気になる部分をなでるとご利益がある

ご神木跡

神殿向かって左側に傘が立っている、これはかつてご神木があった場所。ご神木であった松の木は、台風により神殿のほうに傾き、神殿を守るため切ってしまった。

このご神木跡である傘の周りを男性は左回りに2回、女性は右回りに2回、願いを唱えながら回ると願いが叶う

亥の目と言う魔除けの文様

本殿に3つのハートマークがあると噂になり、恋愛成就にもとても効果があるとされ女性の姿が多く見られるようになった。この3つのハートマークは西洋の心臓を表したハートではなく、昔から神社にはよく使われている亥の目と言う魔除けの文様

お百度石

境内の階段を上るとすぐにお百度参り用の「お百度石」が見えて来る
「お百度参り」とは、石が置かれた神社仏閣の入り口から拝殿や本殿までの間を
祈りながら百往復すると心願が成就されると言う民間信仰

名古屋晴明神社アクセス地図

所在地	名古屋市千種区晴明山1-6
TEL	052-711-8803
営業時間（社務所）	毎週火・木 13:00～16:00 土・日・祝 10:00～16:00
駐車場	なし※神社の南側にコインパーキングがあります
アクセス	・地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田駅」1番出口から徒歩12分・地下鉄名城線「砂田橋駅」1番出口から徒歩12分・名古屋駅から市バス基幹2号系統（10番のりば）猪高車庫行に乗車「萱場（かやば）」下車、徒歩5分