高牟神社の境内に湧き出している清水は、「古井(こい・恋)の水」と呼ばれる霊水であり、この水を飲むと恋が生まれるとも長寿の水とも言われている。その清らかさは保証済み
この水は一年を通じて水温が変化せず、現在は市内でも数少ない井戸の一つとなっている
「古井の里」の地名発祥の地である高牟神社は、延喜式(927年・平安中期)にも記載されている古社(式内社)で、むすびの神様と八幡様をお祀りしている
愛知県名古屋市にある高牟神社(たかむらじんじゃ)は、復縁で有名な神社。「復縁を願うなら高牟神社へ行くべき」「参拝をしたあとに復縁ができました」という体験の声が多くあがる神社。そのほかにもたくさんのご利益があるので、高牟神社の魅力とともに紹介します
高牟神社(たかむじんじゃ)のあらまし
高牟神社とはどんな神社
高牟神社は、「造化三神」と呼ばれている”高皇産霊神(たかみむすびのかみ) ”と”神皇産霊神(かみむすびのかみ) ”、” 第15第 応神天皇(誉田別尊/ほんだわけのみこと) ”が御祭神として祀られる。高牟神社は日本の神々の最高神を祀っている珍しい神社
高牟神社のご利益
高皇産霊神(たかみむすびのかみ) ”と”神皇産霊神(かみむすびのかみ) ”は対で祀られ、男女の結びを表す神として、復縁や縁結び、恋愛成就のご利益がある
もう一柱の応神天皇(誉田別尊)は、武家の守護神と呼ばれていたことから「必勝祈願」のご利益を授かることができる。強い縁結びは同時に強い縁切りの力でもあるため、復縁を願う人に思い切りと力を与えてくれる
高牟神社のパワースポット
恋を生み、長寿を叶える「古井の水」
- 高牟神社の手洗舎には、その奥の井戸から霊水が湧き出ている
- この霊水は「古井(こい)の水」と呼ばれていて、日本名水百選にも選ばれている。そして、この霊水を飲めば、「恋が生まれる」という言い伝えがあり、さらに長寿の水としても信仰を集めてる
- この水の不思議なところは、一年を通して水の温度が変化しないこと。このような清らかな水が湧き出る井戸は少なくなっていることから、大変貴重な存在として地域からも愛されている
元古井(もとこい)伝説地
昔からこの辺りではあちこちから清泉が湧き出ていた、しかも一年を通して水の温度が変わらず一度も枯れたことがない
お百度参りを見守るフクロウ
「むすび」の神を祀り、恋を生むと言われる霊水のある高牟神社は、縁結びのご利益があるといわれている。その中でも特に復縁を叶えたい人に人気がある。そんな高牟神社の境内に、ひっそりと立っているのがフクロウ像の百度石
百度石とは百度詣りをするための石で、同一の神社や寺に百回参拝することで神仏にご利益を祈願する日本の民間信仰
武器庫から神社に、「武運の神」を祀る本殿
高牟神社がある場所は昔、尾張物部氏の拠点があったといわれている。物部氏とは、伝説が残る豪族の一つで、尾張で活躍していた一族がこの辺りを拠点としており、当時使用していた武器庫が神社になったことが高牟神社の創建となります。「高牟」というのは、古代武器の象徴だった「鉾」を美称したもの
子連れ狛犬
子連れ狛犬は、実はあまり珍しいものではなく子連れ狛犬の場合、子どもを抱いている「子抱き狛犬」や、子どもではなく鞠を持っている狛犬もいる。このように、狛犬にはいろんなパターンがあり、その形式と神社の歴史を照らし合わせてみるのも、神社の楽しみ方の一つ。高牟神社の狛犬の子どもは、親の足元を離れ、自由に歩き回っている感じが見て取れる
縁結びの神様を祀る本殿の前に立つ狛犬は、子孫繁栄のシンボルでもあり、自由に動く子ども狛犬の行動力は、武運を掴むのに大切なものかもしれない
赤く輝く「徳善稲荷社」の赤鳥居
高牟神社の境内には、長く赤く続く赤鳥居があり、摂社の一つの「徳義稲荷社」は稲荷神が祀られている。鳥居に吸い込まれるような不思議な魅力があり、自然と姿勢が正され、厳かな気持ちで参拝をすることができる
毎年春には「初牛祭」が行われ、初牛の日に稲荷神にお参りをするとご利益があると言われている
撫でると病気が治る「北野天神社の黒牛」
高牟神社の摂社には北野天神社もある。北野天神社は北野天満宮などと同じ北野神社になり、御祭神は菅原道真。菅原道真が丑年生まれであったことが由来で、全国の天神社で黒牛の撫で牛をみることができる
高牟神社のお守り
お守りもいろんな種類があり、迷ってしまうほど。ハート型のお守りがかわいい
アドレス地図
高牟神社のあとは『恋の三社めぐり』がおすすめ
高牟神社へ参拝するときには、ぜひ「恋の三社めぐり」を一緒に行うのがおすすめ。恋の三社めぐりとは、名古屋市千種区・北区にある三つの神社を参拝して恋愛運をアップさせるもの
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